2010年12月19日日曜日

【EXHIBITION】『トランスフォーメーション』@東京都現代美術館

先日、副業と副業の間に時間を無理くりこさえて、
近所にある木場MOTに足を運んだ。
日々実務や実利ばかりを強要される環境にあり、
もう限界を超えたことを強く自覚したので、
何でもいいからアートに身を染めたかった。


木場駅から木場公園に向かう。
が、どえらく遠い。
歩いても歩いても、それらしき建物は見つからない。
仕方なしに、道端のオッサンに尋ねると、
無愛想な顔が一気に破顔した。
話しかけられるって、結構嬉しいもんなのかね。


公園内にある巨大なイチョウの木についていた木の葉が風に吹かれて一斉に揺れて、
イチョウの木全体がでっかいペンペン草みたいになってたのがとても印象的だった。
青空を背景にしたこの光景が見られただけで、迷子になってよかったと思う。


行き着くと、いくつか展示が。
オランダの何たら展と、トランスフォーメーションと題された展示。
後者のキャッチは、「生きることは変わること。」
衝動的にチケットを購入した。


余談だが、美術館の入場料は、演劇に比べてはるかに安い。
映画よりも安い。
なのに、時間と思索を思う存分与えてくれる。
見る見ないも、選択の余地がある。
しかも余計な干渉を一切されない。
コストパフォーマンスがこの上なく良いと感じるのは、私ではないだろう。


さて内容。
といっても、美術について全くの素人なので、難しいことは一切わからない。
が、とにかく変なものが多くて、心底楽しめた。
モダンアート、ってやつなのだろう。
前置きなしに真っ暗な部屋に踏み入れさせられ、音の3D体験をさせられたり、
ナウ○カの腐海にいるような生き物の、頭のようなものがはるか高方にどんとあったり、

お買い物袋を山ほど運ぶ女神の石像があったり、
卑猥な合成写真があったり、
男女どちらか不明な生物が卵を産むグロい映像がえんえん流されていたりと、
そりゃあもう魑魅魍魎感満載で、たいそう楽しめました。
つまらない遊園地より、よっぽどワンダーランド。私にとっては。


おかげで日常の垢がすっかり落とされました。
平日の午後に行ったからか、人も殆どおらず。
見たいものを見たいだけ見れた。ので、満足度大でした。


まあ、ゴッホやドガ展と違って今後も確実に混まないとは思いますので、よろしければ是非。
1月終わり頃までやってます。

東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/index.html


あー面白かった。

【EXHIBITION】『没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった』@新国立美術館

先日、
ガタガタの疲労をおして出向いた銀座での打ち合わせが、
立ち話10分で終わるという驚異的な事態に陥ったため、
終了後、今しかない!とゴッホ展へ。


と、意気揚々と乃木坂駅を出て券売所に行き着くと…
ん…?
並んでる…?


これまで何度か美術館によちよち足を運んだけど、
並んでるのを見たのは初めて。
ちょっと嫌な予感。


そして会場。
朝10時代の日比谷線くらいの混み様。
芋洗いとまでは行かないけど、
美術館でこれは芋洗いに等しい。
何より、作品と鑑賞者との1対1の関係が結びづらい。
常に誰かの頭や顔が視界を遮ったり、
小さな額を覗き込むために赤の他人同士では有り得ないほどの近さで顔が近づいたり、

果ては爺さんの加齢臭を思い切り吸い込んでむせたりと、
ゴッホ以外の雑音があまりに多すぎる。


友人同士での感想の言い合いも聞きたくない。
ゴッホが耳を切り落とした後に療養所で描いた作品群。
狂いないデッサンと細かな点描で、療養所の庭が色鮮やかに描かれていたものがあった。

『僕にはもう不安や苦悩や後悔はない。仕事に専念したい』みたいなことをテオに書き送ったとボードが出ている。
(クロニクルに沿って展示してある。)
その後最終的に、自殺に至る。


するってえと、おばさまが、
「ほら!悩みがふっきれたからこんなにキレイ。やっぱりふっきれると色使いもほら、こんなに鮮やかになるのねえ。」


耳、ありませんけど。
療養所に閉じ込められてますけど。
この後、自殺しますけど。

何故そんなに、想定しうる因果関係の射程距離が短いのだ???
自分のコンテキストに沿った解釈を、 友人とは言えなぜ他人と共有できると思える???

てめえこの野郎、アタマっからもう一回見直してきやがれ、と喉元まで出かかったが、

所詮自分も芋洗いの芋、
絵なんててめえの見たいように見ればよし、
きっと偏屈でおかしいのは自分だ、
とぐっとこらえた。


有名な自画像の前なんて動物園並の人だかり。
いやきっとモチベーション的には近いものがあるのだろう。


興味深い展示で、作品そのものは素晴らしくかったが、
ざらついた印象がついでに残った。

2010年12月9日木曜日

構造フェチ

天井がはがされて中が見える。
エレベーターホールに突如現れた非日常。異界。

配線とかパイプとか、そういう皮膚下の構造が覗けると、
何であれ、
ついテンションが上がります。

2010年12月6日月曜日

本日、排水管の工事とやらで、自宅に軟禁されている。
昨日は一日家で、何やかやとやっていた。
世間では休みかも知れないが、家も仕事場、私に休みはない。
しかしまる二日家にこもるなんて、本当に何ヶ月ぶりのことだろう。


ここしばらく、何故か落語をよく見る。聴くというより見る。
その技の妙に思わず膝を打つ。よぅ、名人だねえ。思わず声をかける。
不勉強なので、桂枝雀や古今亭志ん朝、立川談志の古典落語を片っ端から見る。
新書で噺を読む。
たまに疲れると、何故かハムレットを読む。シェイクスピアは落ち着く。小田島雄志の訳だが。
そしてまた落語に戻る。サゲにきてすーっと溜飲を下げ、また違う噺を聞く。
疲れて、遠出したくなると、公園をぶらぶらしたり、近くの美術館に行ったりしてみる。

秋なのに妙に生暖かい風が吹くね。なんて心中で呟きながら、ゆらゆらと揺れる木の葉を枝中にひっさげたでかい木を眺め、
おおこりゃ長生きしてる木だ、大分人間よりも長生きだ、などと感に入りながら、
干渉されない自分を心地よく覚えて大空を仰ぎ見る。


不思議な日々である。


基本的には、日銭稼ぎの仕事(と言えるほどのものではない、作業だな)をして暮らしている。
でも記憶に残るのは、何もしていないときの時間ばかり。
作業中の自分は、どこか自分と切り離して暮らしているのだろう。
何も覚えていない。


そういえば先日、また酒に飲まれた。
渋谷で飲んでいたはずが、気づくと何故か東京駅を歩き回っていた。何か意図があってのことだろう。
終電も逃してしまったので、どうしたものかと酔った頭で考える。
以前、春先に酔って、皇居の堀端で野宿したことがある。数時間眠り、顔に落ちる雨で目が覚めて、
始発で帰った。誰と飲んだ後の話だったか。
ただ季節も12月だし、野宿で持ちこたえる自信もない。おまけに翌日は丸一日仕事(というより作業か)が入っていたため、
しょうがない寝るかと、いわゆる漫画喫茶を探して歩いた。
安くはない銭を払い、小さな部屋に通される。
掛ける布団も見当たらなかったが、仕方が無い、そのままどんと横になると、
すぐに両の瞼がくっつき、ずどんと眠りに突き落とされた。


まあそう眠れたからどうにか翌日体はもったけれど、
不摂生の後遺症はなくならない。
おかげで一昨日から昨日今日、ずっとくしゃみがとまらない。
へいくしゅん、へいくしゅん、ところかまわず発作が出る。
発作を出しながらも、落語を見てはへっへと笑う。
どこまでも、快楽を追求する姿勢ばかりが曲がらない人間でいる次第。

2010年11月29日月曜日

ザワザワ…ザワ。

「芸術家は圧倒的でなければならない」
宇原くんがよくクチにする言葉です


きょう
オペラのオーディションスタッフをやって
その言葉をまざまざと現す場面に出会えました


ネガティブが一気に吹き飛び
思わず袖から身を乗り出した


ザワザワ…ザワ…
マヤ…
なんて計り知れない子!!


この感じは嘘じゃないんだなあと心底思いました

あー
面白かった

2010年11月11日木曜日

【BOOK】『シュタイナー教育を考える』子安美知子(朝日文庫)

初版は1987年と、23年前になる。
ちょうど私は11歳。
この頃に、自分で教育環境が選べるとしたら、シュタイナー教育を望んだかも知れない。
出会うのが、遅かった。


教師はサラリーマンでも公務員でもない。芸術家である。
その認識がまず驚きであると同時に、ああやっぱそうだよね、とうなずける。
だって本当にそう思う。
彼らは全人格・全身体性をもってして、生徒と向き合わなくてはならない。
指導要領があったって、同じこと。
現場では、人と人とが向き合う。
その中で生まれるさまざまなもの(葛藤や憎悪、孤独も含め)は、
確実にその後の人生の糧になる。


シュタイナー教育の小学部は、8年担任制。
その後は担任制はとらず、専門ごとに教師の指導をあおぐ。
知学偏重ではなく、あくまで感受・思考・発見・実行するプロセスを、
子供たちの成長段階を把握しながら、
じっくりじっくりと積み上げていく。
お受験熱まっさかりな時勢のあおりを受け、過剰な詰め込み教育にさらされ続けた私には、
創造することへ全身で誘ってくれるこの教育機関が、その関係者が、羨ましくてしょうがない。


教師である父母は、自子の教育方針の相違からいつも激しくぶつかりあっていた。
その渦中にいたのは、他でもない、私だ。
中学・大学と二度の受験を経て、結局のところ父の考えに沿った指導が行われた。
母がどのような教育を理想としていたのかは分からない。
ただ、母の書棚の題字には、「シュタイナー教育」というフレーズがいくつかあったような記憶がある。
それと付随して、「キブツ集団教育」「オイリュトミー」等々。


今にして、確信をもって思う。
彼女は、日本の教育制度に沿うことができなかったはずだ。


教頭になってしまった彼女の葛藤は大きかったようだ。
先日見つけた日記に、一人の人間としてのやりきれなさが吐きつけてあった。


水を得なかった魚。

ネガティブすぎるマインドに終止符を打ちたいのだが。

愉快な芝居を立て続けに見た。
たいそうもやもやが残った。
愉快な思いをしたのに、なぜこんなに鬱屈している。


答え。
自分がやりたいことを、人が思う存分やりきってるのを、
まざまざと目の当たりにしたから。


例えて言うなら、
自分がたいそう空腹な状態でありながら四肢を縛られ吊るされているような状態でいるときに、
目の前で誰かが中華のフルコースを、
ぐるぐる回る円卓で、しかも楽しげに、片っ端からたいらげているのを、
ただじっとなすすべもなく眺めている。


愉快なわけがない。


しかし、四肢を縛ったのは、他でもない自分だ。
才能が無いと言い逃れ、酒に逃避し周りに迷惑をかけ(しかも覚えてない)、
日々これでもかと言わんばかりに自分を痛めつけるようなスケジュールを組み(バイトや現場4つかけもち)、
思考停止させるかのごとくあらゆる情報をシャットダウンし、
感情の機微に流されまいとして情緒的なものから身を遠ざけ、
朝起きて夜寝るだけの豚のような生活を自らに強いる。


何の自傷行為だ?


金が必要だ。それは間違いない。
ただ、そんなにまでして閉ざし、逃げ回ることにいったい何の意味がある?


…傷つかないために。


…。


ヤキが回ったか?

2010年11月10日水曜日

最近、

くだまきすぎ(笑)


ちょっと忙しすぎたね。


きょうと明日は小休止。


ふー

2010年11月9日火曜日

今日の終わり。

仕事して、飲んで。
稽古して、飲んで。
仕事して、芝居見て、飲んで。
仕事して、芝居見て、飲んで。


そんなことの繰り返し。


酒漬け。
西京焼きか。

終わりなき明日。

2010年11月8日月曜日

くだんね。

金曜、酒に呑まれて死んだ。


ダメすぎる自分にさすがに呆れかえるが、ぶっちゃけ、断片的な記憶しかない。

ご迷惑をかけた方々、改めてごめんなさい。


原因はわかってるさ。
やりたいことが全くできてないことから来る、鬱積しすぎた何か。


暴発。
何したか覚えてない。


何かでも、おかげでいろいろ諦めた。
ここまできて、いまさらまともな人生なんて望めない。
ってか、
まともな人生って、そもそもなんだっつの。
知るかボケ。


不毛な葛藤に疲れた。
残念ながら、あたしはあたしでしかない。
ぶっ壊れたまま、メーター振り切っていくしかない。


だって、そういう自分になれるよう、これまで必死こいてドライブしてきちゃったし。
岸辺はもう遠すぎて靄の中。
大海原で1人寝転んで、じりじりと日に焼かれるくらいしかできない。

なんか、
いろんなこと全部、くだらなくてバッカバカし。

あー。
くだんね。

2010年11月3日水曜日

でも

楽だよね。
絶望に逃げ込むのは。

あ。

どうしよう。
気づいちゃった。
自分に才能がないことに。

つまんない。

なんか、くだらないな。


生きる目的を、すぐ見失うよ。


馬鹿みたいだし、くだらないなと思って嫌になる。


なんでかな。
もっと他の人は充実してそうなんだけどね。


困ったな。


つまらない。

2010年10月31日日曜日

アホ。

立川。
立川。
また立川。


二度とあのあたりには行かないつもりが、
また徘徊しとる。


昼間は労働。
きょうはイベントのスタッフ。
先に休憩に入った若者どもが、
40分ほど帰って来ず。
聞けば、
「いつ戻るか聞いてなかったんで」。


いろんな意味でびっくりよ。


帰りに、一緒に入った豊里歩美と、
思わず酒屋へ。
ちょっとだけ。
ちょっとだけ。


気づけば終電。
五時間経過。


バイト代の半分が消えました。


アホやわ。

2010年10月29日金曜日

また副業。

金が無い。
稼いでも稼いでも、
右から左、
上から下。


財布に穴でも空いてるんかいな。


…財布っつうより、
金銭感覚に穴があるのだな。
ヤバい。


というわけで、
新たな副業を始めるべく、
とある大手予備校の、試験官登録会へ。


夕方、副業先の広尾から、表参道を経由して、
青山キラー通りなどという、
名の由来がさっぱり想像つかない通りをブラブラと歩き、
千駄ヶ谷へ。
一時間くらいでつきました。


中略。


会場には、
顔のつくりはやせ細った加藤剛だが、見事な禿げっぷりの、
説明担当、妙に滑舌の良すぎるオッサンと、
これまた見事にデップリと肉付いた、
小学生なら「ブッチャー」と名付けたくなるようなオッサンが、
謙虚だか傲慢だか分からない呈で仁王立ち。


会場には、
明らかにわしより年上の男女の姿もチラホラ。

…不況?

何だかんだで、プチ面接めいたものまでやって、完了。


にしても、
あのオッサンたち2人が、
どうにもインパクトありすぎて。

ある意味、楽しかったっす。

2010年10月27日水曜日

カフェで戸惑う。

私を常に未知(世間的には既知)なゾーンに連れて行ってくれる、
友人兼後輩T。
彼女に連れられて、
カフェとやらに、行きました。
普段はあまり行きません、カフェとやら。
チェーンの茶店か、
逆にこだわりの珈琲屋には行きますが、
カフェとやらにはこれまであまり足を踏み入れたことはありません。


なぜか。


あまりに主婦や女学生やOLの、
Hanako的なオズマガジン的な、
昼下がりのオサレなひと時ムードが蔓延しているからです。
あの、女子力ムンムンな雰囲気にやられます。
ケーキをちょこちょこ、
小鳥のように少ぉしずつついばみながら、
甘ったるいカフェオレに、
さらにハニーやら黒砂糖やらを加え、
チビチビと頂きながら、
彼氏や夫や友人たちの噂話に興じる。

うう。


なぜにこんなにたくさんの女たちが。


…他にやることは、行くところはないのか?

お喋りは嫌いじゃない、むしろ好きです。
でもこんなオサレな場所でやる必要ない。
だって、話してる内容は、
女子高生の放課後のお喋りと大差ない。

まあでも、
きっと、
そんなオサレな場にいるのがまず楽しいのでしょう。
わかってる。
わかってるのだけど…


居酒屋で瓶ビールとタコワサで、
気の合う輩どゲラゲラ笑いながら思いつくままに話すほうが、
私はどうも性にあうみたいれす。


美味しかったけど♪

2010年10月24日日曜日

壊れモノ

ちょっと…
ちょっとヤバい…


記憶なくし杉…
知らない間に、いろんな人に電話してるみたい…


これから言うつもりだったことを、
「留守電で聞いたよ」
と言われた…

ちょっと…
もう1人の私、
暴れ杉よ…
分かったから、抑えて抑えて…(泣)

たぶん、六割くらい壊れてるな。
既に。

2010年10月18日月曜日

長い1日。

今日は謎のスケジュール。


まず早稲田へ。
本当は文キャン横のメーヤウの、しかもポークカレーが食べたかったのに休み。
駅員にガン飛ばしながら、すっげー急いで行ったのに。
こんな稲門会な稼ぎ時に休むなんて…。
衝撃。
あのがめついはずのオーナーが。
ヤキが回ったか、メーヤウ。


悔しいので、
カレー心をおさめるために、
駅近のスープカレー「匠」とやらへ。
出てくるのが(ヨシ牛並のメーヤウよりは)遅くてイライラしたけど、
出てきたチキンカレーの鶏肉はでっかくてほろほろしててとても美味しかったので良かった。

早稲田は稲門会祭で、紙製のえんじ色角帽をかぶったDQNな卒業生爺さんたちがゆらゆらと徘徊。
あちこちで叫び声。
自分より明らかに年上の大人がトチ狂ってるのを見ると、
無条件に不安になるよ。
やめようよ、おじいちゃんー…。


…。


…にしても、何だこのOBサービス。
若い学生は殆どいない。
老いた学園祭のよう。
寄付金狙いか?
とすれば、あの大学のやりそうなことよ。
下心がパンツの向こうにスッケスケ。
頭も尻も隠さない、厚顔無恥とは正に。


何か、妙に醒める。


大隈講堂の校友音楽祭で、わしの上司にあたる人のバリトンな歌声を聴く。
おっちゃん色々無茶言うときあるけど、お歌は芝居っ気満点で面白かった。
良かったです。
ありがとうです、おつかれさまです。


ご挨拶しようと楽屋の場所を尋ねたら、お答えできませんだとさ。
ああはいはい、あたしゃどうせストーカーですよと。
何か腐って、駅近の「あゆみブックス」へ。
ポールオースターの新刊と目が合い、
パブロフの犬状態で無条件購入。
仕方ない。
だってオースターだもの。


読みながら、中野へ。
カコミナミちゃんの芝居を見に、中野ポケットへ。
シンプルながら、シンプルゆえに、
面白かった。
ありがとう、ミナミ。


後、国立へ。眠い。
おなかすいた。
でもあんまり食べると動けなくなるし。
う。
まあいい行くか。
と、ガタゴト国立へ。
最近、ここらに来ること多いな、
二度と来ないつもりだったのに、
と、ガタゴト。


北口に降りて、ワークショップ主宰の知人に、「北口のリトルマーメイドにいます」とメール。
パン屋でパンと珈琲をいただきつつ、
本を読み、
寝る。


知人からメール。
「了解しました!」
この人は、ある部分につきとても、いわゆる天然なのだが、
特にメールにその能力が。


結局、なぜか「南口の神戸屋」に行き、並んだところで私の不在に気づき、
メールを見直したそうな。
やっぱりな…と思いながらも、仕方ない、と。


ワークショップは、久々に(10年ぶり?)プレイヤーとして参加したので、
新鮮ではありました。
一緒にやる人らも、真面目で素直で、
やりやすかったです。


帰り、何人かでちょこっとだけ飲んで、
いま帰路。


移動距離があってちょいグッタリ目だけど、
今日も楽しい1日でした。

ちゃんちゃん。

2010年10月17日日曜日

妙な疲れ?

家にいたい、掃除をしたい…と思うのだが、
どうにも出歩く用事が。


なぜだろう、
詰め込んでしまう。
何かを忘れるかのごとく。


貧乏性。
何がしかに対して。
貧乏性のように、予定予定と、
真っ白だったスケジュール帳が、
あれよあれよと埋まっていく。
気づけば完全なオフは今月いっぱい無し。


何がしたいんだろう。
自分でもわからなくなるほどに。
毎日違う環境に身を置いて、
毎日違う関係性にある人たちと会い、働き、話し、
仕事をし、酒を飲み、飯を食い、
何だかよくわからないままに床につく。

楽しくはある。
楽しくはあるけど、
日々散らかったままで暮らすのは、
そう楽なことじゃない。


金がないのは相変わらず。
1人でいるときは出来るだけ使わない。
つましい生活。
いろんな意味で。
修道女のような。

だから人と会うときとのギャップが激しい。


刺激が過多である。
人のぶん、環境のぶん、多大な情報量が押し寄せる。
とてもじゃないが処理しきれず、完全にパンク。
半ば諦める。


静かな場所でじっくり本を読みたい。
1ヶ月くらい無人島に引きこもりたい。
…って、3日で飽きる気もするけど。


戯れに星占いを見ると、
今月は人生の醍醐味を味わうほどに充実した日々を送れるとのこと。
確かに充実してはいるけど、
何というか…休まらない。


明日は何があるのだろう。
私はどこに行くのだろう。
気ままなままに、日々が飛ぶように過ぎていく。

どこまでもつかしら、
壊れかけの私。

2010年10月13日水曜日

さらにル○ネ立川。

モンスターの写真が、ネットのとあるブログにアップされてたので、ちょいと貸借。だめかな?

2010年10月12日火曜日

引き続きルミ○。

あゆちゃん魔女が、可愛らしく見えてしまうので、
「ちょいと遊ばせて」と
メイクをいぢってみたら、


意外にお似合い。

ハロウィン@立川○ミネ。

頂いた話は、スケジュールさえあえば何でもやるオイラ。


連休中は、故あってルミネでハロウィンしてきました。


わしはメイド。
一緒に行ったあゆちゃんは魔女っ子。


あとめっさおっかない、接触恐怖が湧くよなお面のモンスター2人と、
ル○ネを練り歩いて参りました。

子ども、ギャン泣き。

移民であること

東京日仏学院にいてましてなう
なぜかというと
相変わらずの三歳くんのお世話人として
フランス語のお話会に付き添いで来てるわけで


赤緞帳のおりた舞台の上で
3歳〜5歳くらいの子どもたちが
フランス語での朗読を聞いたり
ゲームをしたりしています


フランス語が100%理解できるわけではないらしい
我がダーリンは
もじもじしながら
曖昧〜な居住まいで参加してます


まあ
日本語オンリーの幼稚園でも
似たようなものですが(笑)
ビバマイペース



ふと思ったのは
日仏ハーフってことは
フランス人としての文化的アイデンティティもキープしなくてはならないってことなのかなあと
あ、まあ、義務じゃないけど
親御さんとしてはそうしたいんだろうなあと


家にあるオモチャや積み木、ぬいぐるみなどのうち六割〜七割くらいがフランス人のお母様の趣味で
洋服も他の子たちがよく着ているアメリカンポップな色づかいのものはありません
妙にセンスがいいというか(笑)
今日もダークブラウンとワインレッドとグレーのストライプのシャツをざっくり

何気ないところにおフランスの風を感じてしまう
ベッタベタの日本人な私です


移民であることがいかなることか
異国にあり文化的アイデンティティを維持するとはどういうことか


東京日仏学院は公的な機関ですが
もしこういったものがない場合
どうするとよいのかなあ…

2010年10月8日金曜日

終わりの始まり

わかってんだよなあ
次に行かなくちゃいけない
休暇は終わる
そろそろその時期が来るぞ
ってな


もう
その
兆候は
暗示めいた
謎かけみたいな形で
問いかけてくる


正直
そのプレッシャーに
勝手に押しつぶされかけている


胃が痛いのは
だいぶおさまった
前に進むにつれ
内の臓が引き締まる


楽しくもなく
しんどくもなく
ニュートラル
ではあるけれど


ハッピーか?
と問われれば
分からない


始まってしまう
また
いろんなところから
いろんな汗をかく
ジェットコースターのような日々が


耐えられるかどうか
全く自信はない

やり抜くしかない

戻れる場所は
どこにもないから
つくるしかない
道を
場を

休暇は終わった
また新しい季節を迎える
心づもりをしておこう

うう

ああ
胃が痛い
なぜだ


今週働きづめのせい?
なんだこの変なかんじ
プレッシャー受けてるような


しんどいしんどい
緊張がとれない


何もない時空間が
ほしい

村野玲子�

2010年10月3日日曜日

土浦花火大会

きょう
土浦の花火大会にいってきました
というか
連れていっていただきますた


桟敷席で観華
すごいすごいすごい
真上で高く大きくまんまるに
キラキラじょわじょわ
どん
ぱぱん
ひゅ〜
スパンスパンスパン
どぉーーーん
キラキラキラ〜

みたいな

ビールに
おでんや
手作りサンドイッチをいただいたりしながら
満天の万華鏡
本当に幸せでした
生まれてきて良かった


帰りの
土浦駅の入場規制に対し
特急指定席の切符を購入済みなんだから優先的に入場させろ

駅員に猛攻撃をかけている白髪老人が印象的でした
あの人
あれだけのものを見たあとで
どうしてそんな自ら台無しにしてしまうことになったのか


かわいそう
いろんな意味で

さあて
明日からまた
いっちょやってやりますか!

2010年9月26日日曜日

しょんぼり

逆境
だけど
目を引く


適材適所
ひまわりの黄は
よく晴れた空色とのコントラストで
生きる


だからさ
やっぱバランスなんかなあってさ

トロッコ嵯峨駅にて

きっとマニアが見たら喜ぶんだろうねえ…
と思いつつ、
どれほど価値があるのかわからないままに展示の機関車を眺め。


でも、マシンてかっこいい。
憧れる気持ちはわかるなあ。

2010年9月25日土曜日

京飯

嵐山へ行き、
渡月橋わたったところで入った飯屋で、
ちょっと遅めの昼ごはん。


京都は珍道中で、
かなりリフレッシュになりんした。

2010年9月22日水曜日

今日のトミオ

今日
乱暴者のタッちゃん(3歳男子)に
泥だらけの手で
顔をつかまれて
ふあああ〜…と泣き出したトミオ(シッター先の3歳男子)が
ヤバい
もう
どうにもならんほど
くそかわいかった


トミオはフレンチ母さんとのハーフなので
髪は栗色
手足はスラリと長く
何をしてても
まあ
絵になってしまうわけだが
とりわけ
泣き出し のやわい感じが
どうにもこうにも
直球
ツボ
めっさかわええ


ええい
どうしてくれよう

2010年9月21日火曜日

大内宿にて

なんだろうこれ
なんかの畑
蕎麦
かな


遠く見えるは磐梯山
雨曇りの
大内宿

通称うーさん

オレは成功しようと失敗しようと、どうだっていいのよ。


と酔って語る宇原ともっつは、
とってもとっても流れ者のイイ男です。


ちちんぷいぷい
カエルになあれ


飲みたいねえ!

2010年9月19日日曜日

おねえたま

撮り溜めたいろいろ写真、いろいろあっぷ。


7月公演の楽屋にて。
おねえたまのロッキー、佐藤大樹です。役名ロザンヌ。


可愛い……ーんだろうか…?
いつも判断に悩みます。

2010年9月14日火曜日

フグスマにて

ごはん食べてワイン頂いて散歩してゴロゴロ


考えること全般がいやーんになって
KANだろーとオザワだろーと知ったこっちゃない気分


ちょっくら
一風呂浴びてきまつ…


にしても
退屈っちゃ
退屈だな

こんな部屋に独り。

今日から三泊四日、
福島の奥地に軟禁されます。


リゾート地らしく、
ホテルの裏にはプライベートゲレンデが。


今日はあいにくの雨ですが、
寒いくらいの気候が、この夏を経た肌にとにかく新鮮。


これから打ち合わせらしいのだけど…
何の連絡もなく…


このままだと大浴場に吸い込まれてしまうよ。

2010年9月12日日曜日

【EXIBISION】『マン・レイ展―知られざる創作の秘密』@国立新美術館

昨日、なけなしの金をはたいて「マン・レイ展」に行ってまいりました。
国立新美術館でやってるやつ。


来週の月曜までというので、
お財布やら今後の生活やらいろんなものとうんうんうなって相談しあった結果、
イッテヨシ
という回答が出ました。
ありがとう、お財布。


何でこの人こんなに名前が気になるんだろうと思ったら、
イニシャルが一緒でした。
Man Ray。
だから何だってわけでもないけど。


国立新美術館のロビーはカレーくさい。
前に来たときもそう思いました。
ロビーにあるカフェで、きっとカレーを出してるのでしょう。
なんつうかキーマな感じの。
黄色ぉ~な感じの空気の中、1階いちばん奥のスペースへ。


わちしは美術にはまっったく疎いので、
何が何だかさっぱりよくわかりませんでしたが、
何か変な線とか塊とかがいっぱい並んでて、
何でこれがこんなふうに大事に陳列されてるのか意味わかんなくて、
逆に面白かった。
物体そのものと、見せられ方の温度差っつうか。
明らかに男根なシルバーのオブジェを、
うやうやしくクリアケージに入れて照明当てるとか。
いやまあそりゃあ作品だけど。
作った本人が見たらブッて噴出すような。
何かそういう、作り手と受け手と、その間をつなぐ展示側の、
ある現象に対するスタンスの違いが、不思議空間を醸し出していました。
なはは。


もやもや~っと見てただけなので2時間弱でまわりきっちゃったけど、
楽しんできました。
ちゃいちゃい。



Unconcerned But Not Indifferent.
無頓着、無関心ではなく。


だそうな。

2010年9月4日土曜日

呑まれ酒

うわああ…
やってしまった…



  キ  オ  ク  ガ  ナ  イ



大学1年生のときの新歓コンパ以来…


気づいたら路上で吐いてて、
気づいたらタクシーに突っ込まれて、
その後気づいたら家で。


完っ全に呑まれました。


そして今日、これから結婚パーティで。



もう呑みたくないよう…

2010年9月3日金曜日

んだこら

くっそー
なんだおら
酒よこせ酒
酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒


おら
酔いてえんだ
こんちくしょうめ

2010年8月30日月曜日

治療完了宣言

先週の月曜に、
かかっていたお医者さんから、「治療は完了ということでいいんじゃないですか」と言われ、
思いのほか開放感を覚えました。


病気ってのは自分の体をコントロールしなくてはならない。
健康のときはえらく荒い扱いをしていたことを痛烈に自覚しました。
ごめんね自分。


まず薬を飲まなくてはならない。
薬を飲むためには、1日三回・食後指定なため、
朝・昼・晩に三度の飯を食わねばならない。
夜に寝て、朝を迎えなくてはならない。
適当な暮らしができないわけです。


自己管理、という言葉を久々に思い出し、
ああきっとこれが正にそれなのだなあとまざまざと実感しました。
いかに欠落していたことよ。


若い人の帯状発疹(ヘルペス)は、基本的に過労・ストレスによる免疫力低下が原因だそうです。
そういえば、今年に入ってあまり休んだ記憶がない上、
6月からは何のかので、2ヶ月間ほぼ休みがありませんでした。
要は、朝から晩まで何かしか稼動し続けていたわけです。


それとまあ、これまでのいろんな荒い扱いがたたって、
きっと体が悲鳴をあげたのでせう。
ほぼ2週間全く働けなかったのは相当な痛手ですが、思わぬ休みを頂き、たいそうリフレッシュしました。
といっても、規則正しい生活をしつつ、基本横たわってじいっとしているだけで精一杯だったのですが。


何だか今、取り戻すように夏を感じようとしています。って、何をするわけでもないんだけど。
まあ、お散歩したりとか?



決定的に変化してしまったことが一つあり、それは、
自分の中でストレスを溜め込まないようにする回路ができあがったように思えることです。
強いプレッシャーや、責任を感じるような場面でも、
これまでのように自分を追い込むような思考にならない。
というか、なれない。
同じ痛みを味わうのが本当に怖くて、
できるだけ楽な状態でいられるようなマインドへと、体が方向を維持させようとしているのが分かります。
このストレスへの耐性の無さが、いいことなのかそうじゃないのか全くわからないけど、
とりあえずしばらくはそうやって生きていくしか無さそうです。


おかげでぽっきり、いろんな意味で鼻っ柱が折れたように思えます。
ほら、自尊心とかプライドとかって、維持しようとするだけで相当ストレスだから。
何か、いろいろ「ま、いっか」と。
今夜何食べよっかなー、とか、すぐそういう全然あさってのこと考えるように、体がなってる。
これまで、一切そんなことなかったのに。


とまあ、そんなわけで、
これまで生きてきて一度も味わったことのない、意識的に極楽とんぼ状態を維持する、という不思議なメンタル状況にあります。
いつか元通りになるときが来るんですかねえ。
まあ、それはそれで、そうなってから考えることにしますけど。ねー

2010年8月16日月曜日

帯状発疹

ごぶサタンです。
村野ニキータです。


ええぇ、
先月末から帯状発疹にかかり、
昨日まで約二週間、
安静を強いられてますた。


いやあもう、
二度と味わいたくないです、
あの変な妙な痛い感じ。


神経の根っこに潜伏していた水疱瘡ウィルスが、
免疫力の低下に伴い調子に乗って活性化し、
神経に沿って水疱つきの発疹をブロック状に出す、
という、
何だかよくわからない病気、
ですた。


たぶん、
神経痛なんでしょうか、
とにかくズキズキずしんずしんと神経に沿って痛みが波打つように走るんです。
それがもうたまらない、
内臓に直接ムチ打たれているような。


負傷兵がモルヒネを求める気持ちがわかります。
何でもいいから、とにかく今味わってる痛みから逃してもらいたい。


発疹出まくってるのに、
筋肉痛だと思い込もうとして数日経過後、
さすがに辛すぎて泣きながら電車に乗って仕事場に行ったら、
その足で近くの大病院の初診受付に突っ込まれました。
典型的な帯状発疹。
「これ痛いんだよぉ。無理しちゃったねぇ」by医者。


二週間、たまに病院行く以外には基本何も用事がない期間を、ひっさびさに過ごしました。
学生以来。


今日から社会復帰します。

2010年7月22日木曜日

アリス川公園

今日は広尾での副業帰りにアリス川公園に行き都立中央図書館を冷やかし毎日新聞を読んで


かえります


アリス川公園は
幼い頃に蝉の抜け殻をハントしによく行きました


公園そのものは
といえば
宮様が親切にも一般人どもに公開してあげてるのよありがたいでしょ的な説明が箇所箇所に刻まれており


ああ
やっぱりここは紛れもなくアジアの一角

何とはなしに確信したような


久しぶりに
サーティワンのチョコミント食べてみた
高校生以来ですわ

2010年7月11日日曜日

明日小屋入り

今日が稽古最終日なため、出演者と、演助のヨシエと、あとちょいとだけ制作マリエと、みんなで焼き肉に行きました


明日から小屋入りです


また
輪をかけて勝負の時間がはじまります


がむばる

2010年6月23日水曜日

7月公演に向けてのカオスを前にして跳躍前の一休み

雨が通り過ぎるたびに、夏の訪れる気配が濃厚になりますね。


生まれた日があるせいもあるのでしょうが、
私はこの、夏一歩手前の空気が実にテンション上がります。
意味もなく、深夜に徘徊したくなる。
最近は体力も落ちて休みがちですが。


今日は久々の、丸一日何も予定がない日。
ぬるめの朝風呂にぼんやりゆったり浸かったあと、
洗濯機を二回まわし、
衣替えを完了させ、
ぶあつい布団や毛布をようやっと押入れにぶちこみ、
部屋のあちこちに散らばる書類めいたものを片っ端から捨てました。
夕方からワインを頂き、
オリーブオイルで炙ったベーコンをついばみ、
カルボナーラで仕上げました。


故なく、多幸感。


何か、こんな日は本当に、少なくとも半年ぶりで。
何をするわけでもありませんが、
とにかく幸せでした。


そしてまもなくそんな一日も終わり、
明日からまたカオスが始まるのですが。
負けないよう、流されちゃわないようがんがる。


さてようやく本題。
公演のお知らせです。


総勢7名の男女が、丁寧かつリズミカルな会話をつむぎ、
生きることの不思議について誠実に戸惑うお話です。
今回の音楽は、チェロとピアノの共演です。
芝居と音楽の、さらに昇華された融合をお楽しみ頂くべく、
日々稽古に励んでおります。


お忙しい毎日とは存じますが、お時間許す折あれば是非遊びにいらしてください。


======================


『イカロスのかけら』
7月13日(火)〜19日(月・祝)
@下北沢シアター711
作・演出/村野玲子

出演/柏原直人、宇原智茂、ワダ・タワー(クロカミショウネン18)、佐藤大樹、木母千尋(第七劇場)、松本寛子、豊里歩美
ピアノ/中谷路子
チェロ/山岡真弓
照明・空間デザイン/松本永(Fantasista?ish.)

日程/
13日(火)19:30★
14日(水)19:30
15日(木)14:30★・19:30
16日(金)19:30
17日(土)・18日(日)14:00・19:00
19日(月・祝)15:00・18:30
★=初日、平日マチネ割引

料金/
前売3200円、当日3500円
★割引=前売2800円、当日3200円
全席自由


ご予約はこちらまで。
http://ticket.corich.jp/apply/21069/001/






ベランダを通じて、蛍族な隣人の煙が。
煙草と別れて、一ヶ月半が経ちましたのに。


nick。

2010年5月3日月曜日

【COMIC】『理系クン』高世えり子

「理系男子に恋をした!」
そんな帯。


ベビーシッター先の、旦那様からお借りした。
何のことはない、夫婦そろって理系なのだった。
奥様はフランス人だが。



そして、かつ。
私はこれまで理系の方とうまく共存できた実例がほぼ、無い。


だいたい、
こちらか向こうのどちらかが無理してストレスを溜め込みすぎて、冷戦を経て最終的に喧嘩別れになるか、
こちらがしばらく勝手に耐えた後に激爆発をしてしまうか、そしてその後も理解しあえないまま終わるか、
あるいは先方に「あいつは頭がおかしいから」とされ排除され、そのまま等距離を保ちながらヘビとマングースのように生活するか、
結局、うまくいったためしが、無い。



なので、理系の人は基本的にトラウマ対象。
まったく理解できない、わかりあえない、人間として同じ土俵の上にいない、言語が違う、大事なものが違いすぎる、など。


だったの、だが。


この漫画のおかげで、少しだけ理解できたような、気が、しないでもない。


理系の人が、(文系からすれば)上から目線でモノを言ってしまったり、
他人のペースにはあまり興味がなかったり、
機械を見るとうっとりしてしまったり、
きらびやかなものやお洒落なものに興味はなく、むしろ実質的な機能に関心が強い、
などなど。



そして、彼らには、自分を語るボキャブラリーが、とにかく少ないんですね。
文系の人は、やたらに自分を語りたがるので、語彙も増える一方ですが。
そんなわけで、放っておくと溝は深まる一方で。


なんで、
違う語彙を扱う人種、だってことがようくわかりました。


理系の人にこれ読んでもらって、めんどくさーい感じの分析コメント、してみて頂きたいですな。

【BOOK】『動物農場』ジョージ・オーウェル

これまた名作を読みましょうキャンペーンの一環。
『1984年』を書いたG・オーウェルの、その前作ともいえる表題作。
それに、ビルマの警官をやっていた時代の体験をもとにした、エッセイとも小説ともつかぬ短編がついついと。
映画『大地と自由』の原作『カタロニア讃歌』でも有名です。


ビルマ時代短編は、なかなか生々しくてよいかと。
あんなに帝国主義への反骨・批判精神やかましい人が、
よりによって植民地先ビルマで支配の最前線である警官をやってたなんて、
なんというか、相当にキツかっただろうなと思うと、
想像だけで血が速流れしそうになりんす。
だからなのか、そのぶん、描写が切羽詰まってて、ヒリヒリしてて、でも現実とすごくナマで対峙してる感があって、
あちしはおもろいと思うよ。


『動物農場』は、読みやすいっちゃ読みやすいけど、
「これって寓話なんだよな、事実の比喩なんだよな」と考えると、
結構おそろしい。ぞわぞわして、人間て何て愚かなのだーと叫んで本をどこかに力いっぱい投げつけたくなります。
アニメのイラストで表象されるような印象じゃない、ぜんぜん牧歌的じゃない。


この血が噴出す感じ。
リアルに人の生き死にの現場にい続けた、修羅場をくぐりぬけた文体。
なかなか現代のスマートな作家にはできない芸当かと。


さすがだよ。

【BOOK】『阿Q正伝』魯迅

短編集かつしっかり読めるもの、を探して家の本棚を眺めていたら、
大学時代にあった魯迅が、「オレはいつまで放置だい」とねめあげるようなガンを放っていた。


というのはまあ嘘でも本当でもなく。
名作とされるような作品を意識的に読みましょう、キャンペーンの一環で手に取った。
たまに何らかのキャンペーンを、こっそり自分の中でやる。


大陸ってのは本当に人が多いんだなあと。
ムスカの「見ろ!人がゴミのようだ!!」そんな台詞を思い出すような。


一人一人に為政がいきわたらない。
これはきっと今も昔も変わらない。
人はもう山ほどいる。
人権がどうこうって言う前に、
それを言い出すための語彙を身につけられるだけの、最低限の教育すらままならない。
字、かけない人、相当いるでしょう。


ネットの統制なんて、そんな大きな作業じゃないでしょ。
だって田舎のほうにPCないし。
そして田舎のほうが広くてでかい。
管理するエリアは限られてる。


って、
中国のこと本当に何も知らないから、
以上、単なる偏見と推測。


しかし、
魯迅の描く中国人民は、きっと今も変わらないんでないかなと思わせる。
自分の命だって、どれほど大事にしてるのかも怪しい。
それほどに、何だか妙に生々しい。


他の短編も、
かえって新鮮でよいです。

2010年5月2日日曜日

ろいどうぇばあ

こんなにお外がいい天気なのに、
気管支の具合がよろしくなく、人ごみがいやなので、
おうちでじっとしています


体調を崩したのが休日でよかったとプラスに考えるべきなのか
せっかくの休日に体調崩れやがってとマイナスに考えるべきなのか
よくわかりませんが


お休みついでに
ようつべでチェロ散歩
よーよーま は 弾くときの変な顔と やっこい指づかいのギャップが
エロいのかそうじゃないんだかわからず でも何だかおもろいので
放送禁止ギリだなあ と思いつつ 楽しんでしまいます
http://www.youtube.com/watch?v=okSW0QNquv8&feature=related


そんな中見つけたのが
じゅりあん ろいど うぇばー
http://www.youtube.com/watch?v=NhTqkl_RjTs


すぐ変ガオでイっちゃう よーよーま を見続けていたせいか
なんだか大真面目な顔で 快 に流されすぎないよう堪えているような感じの
とっても ぶりてぃっしゅな あんちゃん が
とても新鮮に思えました


おぺら座の怪人とか
ミュージカルで有名な
あんどるー ろいど うぇばー
の弟さんだそうです



上記
曲目は両方とも ふぉーれ の えれじー


よければ見(聞)比べてみて

2010年5月1日土曜日

げほげほ

風邪をひきました。


ので、
酒も喫煙もしばらく御法度です。


煙草やめっかな。
そもそも気管支弱いし。

咳するたびに、気管支が痛んで参ります。


ガキの頃に、気管支炎を二回やって、確か入院までした記憶もあるので、
たぶん弱いんだと思います。

腹減ったなあと、
買い物に出ることに。
で、
帽子にメガネに白マスク。
に、
ジャージ。

振り込め詐欺の、引き出しバイトする奴みたいな。

スーパーには柏餅が勢揃い。
チョコレート味とかキャラメル味とか、
いやそりゃそうなるなと思う品々は売れ残り、半額シールが。

とりあえず、
サラダとかヨーグルトとか寿司とか、
生系のものを買って、
帰宅。


治るかなあ。

風邪ひいた

いやあ、
完全に風邪引きました。
げほげほ。


バイト先の赤ん坊にうつされたのはわかってます。
なんせ、同じ咳してますから。
でもね、赤坊よ、あんたと違うのは、
こっちは咳をしても一人
だということだよ。


まあ、大人だからいいけど。
自分でどうにかできるけど。
苦い薬を飲むのだって、大人だから自分でちゃんとできるしね。


最近赤ん坊を見ていると、
人格形成の原点をそこに発見してしまう。
というか、もともとある、人格が。
好きなもの、嫌いなもの、
外界への反応の仕方、興味の度合い、などなど。
かえって恐ろしい。
いまさら、自分で自分に何ができようか。
三つ子の魂、百までも。って。
たぶん本当だ。



旦那とかなくていいから、
赤ん坊を産んでみたいねえ。


はやくシングルマザーで自活できるだけの経済力を身につけます(w

2010年4月10日土曜日

4/12・13即興舞台 Lingua Franca「TIGRE ROSSO」公演のお知らせ

ご無沙汰です。いろいろな山に登らなくてはならず(比喩)、だいぶ更新が遅くなりました。
 
少しずつですが、暖かくなってきました。
桜の花弁舞い散る季節、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さてこの度、即興(インプロヴィゼーション)によるステージを行う運びとなりました。
構成・演出・出演は、ここ数回NICK-PRODUCEにも出演頂いていた柏原直人くんです。
他の出演者も、ここ数回のNICK出演者で、チェロは工場芝居に参加頂いた山岡真弓さん。
照明は松本永さん、音楽監督は中谷路子さん。
・・・と。
そう、なんといいますか、
NICKでの出会いやらなんやらが生み出した、といっても過言ではない(ないよね、直人くん)、
そんな舞台なんです。
 
そんな中、スペシャルな参加者は、衣装やフライヤーをデザインしている小原敏博さん。
Lingua Francaのロゴもつくって頂いたそうです。
 
本番に向けて、どんな化学変化がおきるのか、期待9割、不安9割、緊張9割、わくわく9割・・・と、
いったい全部足したら何割になるんだという混乱の中、一同日々稽古やら何やらに励んでおります。
 
 
お客様からお題を頂き、各シーン3分という制限時間の中、
チェロの生演奏とともに、様々な人間模様が華やかな曼陀羅のように、
かつテンポよく展開されてゆきます。

来週の月火という、日が迫った中でのご案内ですが、
ご興味ありましたら是非!

Lingua Franca
1st conver"session"
『TIGRE ROSSO』

4月12日(月)・13日(火)
@ティアラこうとう 小ホール
〔都営新宿線、半蔵門線「住吉」駅より徒歩五分〕

12日(月)20:00
13日(火)★15:00、19:30
〔★=平日マチネ割引〕
 
タイムテーブルからのご予約
<p class="mobile"><a href="https://ticket.corich.jp/apply/19136/001/" target="_blank">携帯からの予約はこちらをクリック!</a></p><br />
<iframe src="http://stage.corich.jp/bp/timetable.php?sid=19136&ad=1%2C2%2C3%2C4&aid=001&view=10&body=000000&color=ff0000&td_bo=999999&td_co=ff0000&th_bo=ff0000&th_co=000000&t_bo=000000&t_co=999999&link=&border=000000" width="230" height="125" border="0" frameborder="no"></iframe><br />
<a href="http://stage.corich.jp/" target="_blank">CoRich舞台芸術!</a>
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<a href="http://fx-hiroba.jp/" target="_blank">FXブログ</a>
<a href="http://www.corich.net/" target="_blank">通販ショップ</a>

前売3200円、当日3500円
★前売・当日2900円

構成・演出・出演/柏原直人
演出/村野玲子
チェロ/山岡真弓
出演/加古みなみ、宇原智茂、木母千尋、小林晴樹、松本寛子、豊里歩美

音楽監督/中谷路子
照明/松本永(光円錐)
アートディレクション/小原敏博
製作/NICK-PRODUCE

2010年3月21日日曜日

2010年3月20日土曜日

ラリるれろ

鏡に向かって
話しかけているおじさんを
かなり人通りの多い
荻窪駅の改札前で見かけた


どれくらい金持ってるかを、
とか何とか話していた
自己暗示か


オトナまで完全にラリってる


ヤバいなこの国

2010年3月17日水曜日

【BOOK】『サイダーハウス・ルール』ジョン・アーヴィング

3年くらいかけて、ちょぼちょぼ読み続けたのが、
ようやくラストを迎えた。


孤児が、世界の中での自分の足場をようやっと見つけるまでの話。


と書くとまあざっくりしすぎなのだけど。


これを貸してくれたのはとある出版社に勤める友人で。
彼女が失恋して、私もどうにもならないような状況にあるときに、
さんざん飲みちらかした挙句に、
「つまんない恋愛にうつつを抜かしてる暇があったら読みな」と
彼女がチョイスして貸してくれた中のひとつ。


独特な狭さと広さを持つ世界の中で、
穏やかなのかそうでないのかわからないことがらが、
熱を込めすぎない描写で淡々と語られていく。


凪のような気分のときに好んで手に取っていたが、
もつれた人間関係に、いささか暴力的な方法も含め"真実の光"が差し込んでくるカタストロフに、
ラスト近くでつい叫んだ。


面白いと思う。
やっぱこの頃のアメリカ文学は本当に面白いなあ。


映画はどうなってるのかしらん。

2010年3月14日日曜日

やむなし

臆病者である。
そんなことはわかっている。


怖くてたまらないくせに、
やたら冒険ばかりしたがる。

こんな性分に、ほとほと疲れ果てる。

2010年3月13日土曜日

ゆうつべ

深夜にゆうつべトリップして、久々にげらげら笑いました

「もしもヒトラー総統が松岡修造だったら」
http://www.youtube.com/watch?v=R52LeAw4-YU&feature=related


「吉幾三×マイケル『ビリー・ジーン』
http://www.youtube.com/watch?v=fQ7vUNlPF4s&feature=related


「吉幾三×マイケル『スリラー』」
http://www.youtube.com/watch?v=PkewAh18eak&feature=related

世にはすごいものがたくさんあるなあ

2010年3月12日金曜日

不愉快夢

1人で、部屋でテレビゲームをやっている。


と、突然、
何の流れか分からないが、
薄暗い部屋でコントローラーを手にしている自分自身の姿が画面に現れる。
オノレ以外に、何の生き物の気配もない空間。
そこにただ一人、片足の膝を上げ、だらしなく座り込んでいるオノレ。


いや、何?


そう発した言葉が、そのままの速度で、
画面下の四角い枠の中に活字で表示される。
ちょっと、え?
また表示。
コントローラーを離す。
同じ動き。


モニターにスカイプのようにカメラでも設置されているのか、
いやこの角度は明らかにモニター位置よりはるか上方、
つまりこれは私の意図した視野ではない
誰かが私を何らかの意図で監視している


あまりの逃げ場のなさに恐ろしくなり、思わず隣の部屋へ逃げ込む。
しかしそこは既に異空間。
なぜか空中を横切り、様々な生物が軌道線を描きながら浮いている。


妙な、神がかった音。
柔らかな光。


近くへ向かってくる四本の軌跡をつかむ。
黒い虫のよう。
硬質な手応え。
バリバリと掴み折る。

おぞましい思いの中で目が覚めた。
とても不快な、現実的な夢だった。

朝など、二度と訪れなければよい。

2010年3月6日土曜日

ううむ

マイケルの伝記とやらを読んでいるのだが


なぜ子供と同じベッドに寝ることが即異常なこととされるのかが
いまいちよくわからない


小児性愛者が、かの国にはそれほど多いということか


不思議な現象であることには間違いないだろうが


大スターだからか?

マイケルがさ。

「マイケルを超える人間は、マイケル本人しかいなかった。それが彼のそもそもの不幸だ」


とどこかで見たが


これは誰に対しても当てはまることなのではないか

自分の理想を超えられる者は
己のみ


ってさ

2010年3月1日月曜日

あと少し

やあ


日に日に暖かくなってきたなあ


花の香りが漂うし

ははは

2010年2月23日火曜日

あたたかい午後


遅めの食事をとって
マイケルが歌ってて
これから仕事があって
読みたい本があって
ナイスな友人たちがいて


本当に自分は幸せだと
ふと思いましたよ

2010年2月22日月曜日

【MOVIE】『突入せよ!あさま山荘事件』

本当に久々にテレビで映画を


カットされてるのだろう
何かが物足らん

まあそれは
しゅあないとして


人は死ぬし
リアリティあるし
緊迫感も出てるけど


なんだか牧歌的な雰囲気があったのは


長野県という場所と
方言と
地方役人特有の頑固さと
雪と
情熱大陸みたいな音楽
などのせいかしら


あさま山荘事件とゆうと
犯行サイドのことばかり聞いてきたから
逆の機動隊サイドから見るのは
それはそれで新鮮でした


役所広司はやっぱり素敵ですね

2010年2月20日土曜日

【BOOK】『故郷』魯迅

「希望というものは…地上の路のようなものだ、実際は地上にはもともと、路というものはなかったのを、歩く人が多くなって、そこが路になったのである」

未来ニ思ヒヲ馳セルコト
未ダ成ラズ


イツシカ
コノ荒野コソ路デアルト
信ナル日
迎エタラム

【BOOK】『誤解』カミュ

「ああ、この世界が憎い、いずれは神に祈らされてしまうようなこの世界が」

たまに読むとカミュはいい
真ん中に来る

神に祈りたくはない
己の力で打ち勝ちたい
すね
何事にも

2010年2月10日水曜日

ふよふよ

とあるようせーじょの小台本、第一稿アップ…


短編て
かえってむつかしい
頁配分がわからん(泣)


知人からデキ婚の報告……


あたいが紹介したバイトでデキ婚成立、二組目


なんだかなんだかなんだかなあー……

ソクラテス

ホーチミンの傘。

2010年1月25日月曜日

遅ればせながら

あけましておめでとうございます

旅日記も中途半端で
なんの更新もせず
新年のご挨拶もせず
ほったらかし
ほったらかしで

大変失礼致しました


どうにか
こうにか
生きてます
楽しく


そうそう
昨日 プチ同窓会がありました
15年くらい会ってない人とも再会でき
とても面白かった


またいずれ
きちんと述べます


ちょっとまだ
引きこもり


nick