2012年10月27日土曜日

尼崎の事件が怖すぎる。

どうにも気になりググる。
最近よく新聞やテレビで見る入り組んだ人間関係図に、「日本史かよ」とのツッコミを発見して笑う。
そんくらいしか救いがない。
どーにかして違う世界の出来事にしたいのに、報道されてるタームが「親戚」「マンションのベランダ」「娘」「母」「父」などと、なんつーか生活感に溢れたものが多くて、身の周りから遠ざけられない。
皮膚感覚で想像しちゃってほんと怖い。
今朝も中吊りだけでドン引き。センセーショナルな表現をいくら凝らしたところで、現実に起きたことの方が圧倒的に凌駕しちゃってる気がする。


しかも巻き込んだり巻き込まれたりしてるのがもう十分な大人、っていうか、それどころか世代で言えば「高齢者」と言われる、「お年寄りは敬いなさい」という言葉の対象な層なわけで、そこに敬うどころか想像を絶するというかもうゼッタイ想像したくないようなことが起きまくってるわけで。ヤバいでしょこれ、リアルディストピアでしょ。
きっつい。


マインドコントロールなんてそうあるもんじゃない。そんなレッテル貼って、遠ざけたってしょうがない。たぶんこれ、理解し得ることの積み重ねの上にあるんじゃないかっていう気がする。で、どっかでボタン掛け違っちゃったんだわ。どっかで誰かが、何かしかのよくある理由で。
と、そんなふうに、そう遠くない出来事なんでないかと思っちゃう。
要は、主犯のヤバさに全部理由を押し付けられんのじゃないかということで。こっちの身近でも起きうるんちゃうん、みたいな。そりゃキッカケは主犯発信なことが多いんだろーけど。
この身近感がどうにも。


青森の首輪とか、その他もろもろ、宮部みゆきかよ!花村満月かよ!って感じだな。
現実なぶんだけ猟奇的。あと人を楽しませようってモチベーションでトリックつくってるわけじゃないから、各要素にいちいち救いがない。


ううう。
まいっちんぐ。

2012年10月24日水曜日

【公演告知】NICK-PRODUCE#20+Antikame?=短編劇 『Invisible』


久々に公演打ちます!!今回はAntikame?の吉田くんと。
一つの空間が、全く違う色で染まります!こんなに違うとは(笑)そしてジェンダー逆だよ絶対!

とっても狭い空間ですが、その制約を逆手にとって勝負。

素敵な時間をお届けします。
まったく違う二本の短篇、どうぞ遊びにいらしてください!

* * *
NICK-PRODUCE#20+Antikame?=短編劇
『Invisible』


11月9日(金)~11日(日)

@東中野RAFT
東京都中野区中野1-4-4-1F

前売2000円、当日2200円


9日(金)19:30

10日(土)14:00・19:00
11日(日)13:00・18:00

〇「エチカ―ハムレットより」

作・演出/村野玲子
出演/宇原智茂・檀上太郎(g-クラウド)
ドラマターグ/伊藤馨

〇「となりの不可不」

作・演出/吉田康一
出演/亀田智子・檀上太郎・保坂藍(劇団冒険倶楽部)

照明/松本永(Fantasista?ish.LLC)

サウンドデザイン/山口紘
宣伝美術/内山弘隆
web製作/ボンクララボ
当日制作/吉田千尋
協力/㈱リアライズ、김숩이
企画・製作/NICK-PRODUCE+Antikame?
公演サイト→http://nick-produce.net/stage/invisible/



ご予約はこちらから(^ ^)/☆



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2012年10月4日木曜日

いやぁ、栗山。

栗山監督が率いる日本ハムが優勝した。


栗山は、マイケルの次に私が入れ込んだ、青春時代のイコンであります。


…すみません、冷静になれない。どうにも感慨深く、下記追想させてくらはい。
いつにも増してモノローグだわ。



2〇年前、中学時代、ベッドでちょうど起きたときに見える位置に栗山のポスターを貼り、
定期入れに野球カードを入れ、
週刊ベースボールの切り抜きをファイルし、
神宮で買ったサイン入りの下敷きで授業ノートをとり、
当時の栗山の背番号「46」続いて「4」をカバンにシール貼りし、
こ汚い上履きにまで「栗さん」と書き、
あちこちに栗を落書きし、
写真集は本屋のように表紙が見えるように陳列され、
とにかく栗山にまみれ。

家に帰るとラジオを聞き、
聞けないときは録音し登下校中にウォークマン(もちろんカセット)で聞き、
手帳には自分の予定より試合のスケジュールの書き込みが多く、
試合がないときは何となく張り合いがない気分で鬱々とし、
応援歌をわざわざノートに書き写して覚え、
四コマ漫画を見て選手の似顔絵を練習し、
選手名鑑を見て打率を暗記し、背番号を覚え、わからぬままに年俸を覚え、
書いてある住所に震える手で年賀状を出し、

たまに友人たちと今はなき川崎球場のオープン戦に行ったり(伊良部が新人だったなぁ)、
東京ドームで日ハム戦を見て、西崎ファンの友人と西崎の登板を待ってじりじりしたり、
巨人ヤクルトの開幕戦で内藤が吠えた「疑惑のホームラン」(ポールをまいた打球でファウルなのに判定は違った)に動揺したり、
オフのときは珍プレー好プレーを録画してみのもんたのナレーションに何度も笑ったり。

多摩川にある巨人軍グラウンドにもいって、桑田やら斎藤やら駒田やら、
当時のアイドル井上・緒方もいて、
練習してるのぎゃあぎゃあ眺めて、
近くのおでん屋で駒田が飲んでるっていう噂が流れて即なだれこんでみたり。

人生最初に間近で見た有名人だったからか。
とにかく興奮して、シリーズが始まるのが待ち遠しくて仕方なかった。
私の寝床の周りは、野球選手のポスターで埋まってた。


何かに一度ははまるよね。
アイドルにははまったことはないけど、
野球にはどっぷり浸かったなあ。
高校野球も然り。
運動のセンスはないので自分でバットを握ることはないくせに。


いやその、栗山っていうのは、当時とにかくそんなに派手なプレーはしないタイプだったんですよ。
たまーに外野で良い動きしたりはしてたけど。
ブンブン丸がいたし、広沢もいたし。
笘篠なんて、にーちゃん西武で弟ヤクルトで、俊足で、盗塁でと、もう半ばアイドルですよ。
そんな中、地味ーに7番とか8番とかで、それでもよく出てたけど。
監督が野村に代わってから、どうにもあわなかったのかな。
いつしかだんだん出場しなくなって、そのうちメニエール病で引退しちゃって。
そのままあたくしも、栗さんいないんじゃ…と野球から関心は離れていってしまい。
誰を応援の軸にしていいのか、わかんなくなっちゃったんですね。
あたしは野球のファンじゃなくて、野球選手のファンだっただけなんですな、今思うと。


その栗山が。とにかく現役時代は地味だった栗山が。
か、か、監督になって、し、し、しかも優勝だなんて。
あたしはもう、胸いっぱいですよ。心も腹も頭も胸も、もうどこもかしこもいっぱいですよ。
よかったねえ、よかったねえ。
いろんなことがきっと報われたよね、よかったねえ。
ああ嬉しい、なんか私も本当に嬉しい。


あんまし泣いちゃだめだよ、いつか揚げ足とられるから。
なんかでもそういうとこも、栗山なんだよなあ。ヘタレな感じ。


いやいや。
本当によかった。本当に。


なんか、2〇年後に、あたしまで思いが叶った気分だよ。

ありがとう。栗山英樹。





















あたしも泣きながらがんばるかね(笑)