2013年5月31日金曜日

恋愛というお題に。

8月の頭に、6L工場というチームで、劇作家セミナー同期6人と、ここ最近一緒に作品づくりをすることの多い宇原くんと、
「コント」をやるのですが。

そのお題が「恋愛」で。

ここ数週間、慣れないその二文字に、頭と心を痛め続けている次第で。

うーん。

楽しいよね、恋愛。生きていく糧だよね、恋愛。
相手がいると楽しいよね。でも楽しいだけじゃないよね、やっぱ他人だし。
でも人って一人で生きていくわけにはいかないから。云々。
もっともらしい、抽象的な言葉の羅列しか浮かばない。


困った。


経験値に欠けているのだろう、か。もうすぐ37にならんとしているのに。
いや、でも、そうなのかも知れない。というか、おそらくそうだ。
ふと気づけば、まともなそれをしたのは、はるか遠い昔なような気が。
あとはイレギュラーケースの障害物競争ばかり。
安心感など、概念以上の何物でもない。


だめだ。


というわけで、
普通の恋愛経験値が圧倒的に低いことを、改めて自覚しました。
どうりで自分の書く台本に、恋愛要素が少ないわけだ。
だってそもそもボキャブラリーがない。


驚く。

私は若さを浪費して生きてきたんじゃなかろうか。


しかしまあ。
失った時を求めたところでせんないこと。
これまでを惜しんで涙するより、
これからを憂いて涙する方が、
まだ未来を見据えている。
涙の先も選ばなくてはね。


しかしこの恋愛偏差値の低さ。何とかならんもんか。


逃げ回ってきたのかも知れないな。

神田行き。

おはようございます。膨満感で眠れなくなっています。最近ずっと飯を控えめにして胃を小さくしてたんだけど、ひっさしぶりに、く、食い過ぎた。

web関係でどえらくお世話になっているキムっちと、デザイン関係でこれまたどえらくお世話になっているなかざっちと、鳥すきやきの老舗『神田ぼたん』に。
玄関にいるハンテン着たオッサンは何なんだろうと思ってたら、下足番だった。まじか。


ほいで鳥がさー、肝もひっくるめたいろんな部位をいただくんだけど、これがめーちゃくちゃやっこいんだ。炭火だし。しっかりした割り下に、鳥出汁がばんばん出て。卵の黄身も濃い。豆腐もちゃんと大豆の味がする。



「こうゆうの食ってるときに、龍馬はぶったぎられたんだよなあ」とかってボンクラ話してる間に、同伴らしき客&ねーちゃんがメロン食って帰ってった。
ふと向かいの座敷を覗くと、似たような同伴客がちょいちょい。
こういうのも、ここだと色町の名残っぽくていいなあと。




締めは卵とじ。漬物もシンプルなんだけどいいんだな。味覚の道程がわかってる感じ。
仲居はナビで。なんかすげー職人技な感じ。とにかく感心。
旨くて、三人して黙っちゃったよ。

その後、ある種真逆なベクトルに行こうと、もっそい大衆酒場の『大越』に。群れてるオッサンたちの幸せそうな顔ったら。そしてそこで安心しきってしまうオイラ。ホッピー&三点盛りで黄金率。ここも天国だね。


なかざっちにキュートな和三盆のおみやをいただき、なんかすごい遊んだ気分で帰宅。江戸っ子は確かに、宵越しの金を持ってらんないね。

ありがとー、きむ、なかざっち。
そして神田の夜。


やっと膨満感がおさまってきたので寝てみる。
おやすみなさいー。