2020年7月30日木曜日

写真データ供養④



5月31日の朝食と昼食です。本当にどうでもいいですね。
4月に緊急事態宣言が出て、関わっていた公演が中止になって。
それからは自粛生活に突入しました。
どこかに行きたくてもどこもやってない。人に会いたくても「飲もうよ!」なんて誘えない。そもそも店がやってない。
そんな日々が続く中で、やることといったら三食ご飯をつくること。
こんなに自分に時間をかけたことは、自分自身はなかったと思います。
でも、実際そんな方も多かったのではないでしょうか。

で、結果として、ものすごく加重しました。重くて動けない。
家から久々に出たときは、宇宙飛行士が地球に帰ってきて重力にびっくりする、みたいな。そんな感じでした。
なので、5月に入って、食事管理アプリを入れてみました。
食事を毎回写真にとって、〇が〇カロリー、と記入していく。
これはそのための写真です。特に1日のカロリーを意識していた頃のなので、副菜がヘルシー目ですね。ごはんは山盛りですけど。

なんだかんだで、自炊がいちばん好きです。食べたいものをおなかいっぱい食べられるって、本当に幸せなことだと思います。
と、ポケットの小銭と塩・米・水で暮らした20代を振り返りつつ。

nick

2020年7月29日水曜日

写真データ供養③

いきなり間があいてしまいました。ちょっと忙しすぎた。
ほとんど人に会っていませんが、一人作業がやたらと多いです。
暇だと余計なことを考えてネガティブループに入るので、忙しくしていた方がいいのだけど。

(みなさんにとって)どうでもいい投稿、続きます。
これは九段下の交差点にあった中華料理屋の店構え。
今年の6月、稽古場が九段下からアクセスできる場所にあり、
久々に行こうと思い立ちました。

いわゆる町中華で、餃子がでかかったり、麺が独特の柔らかさだったり、
美味しかった記憶があります。
春、うちの実家の家族と、懇意だったもうひとつの家族が、毎年花見をしていまして、
そのための集合場所がここでした。
まずここでさんざん飲み食いして、靖国神社のサクラを見て、屋台で綿菓子とか(大人は追加のビールとか)摂取して帰る。
私が中学生ぐらいから始まったイベントだったかと思います。

先方のご家族のお父様が警察関係のお仕事で、
1995年の4月に会ったときには「もうすぐ麻原つかまるよ」という話を聞きました。
おじいさまが亡くなったり、長女が嫁に行ったり。
うちも母が亡くなったり、妹二人に子供ができたり。
いろんなことがありました。

その、毎年の約束が実行されなくなったのは、いつのことからか。
少し前から、誰かの体調が悪いとかが重なって、行われなくなりました。
そして今年、久々に一人で行ってみようと思い立ち寄ったら、

閉店していました。
4月下旬。
やはりコロナの影響なのでしょうか。

6月中旬にはまだ写真のように看板は残っていたのですが、
居抜きで別な店が買い取ったらしく、
7月頭にはもう、違う装いになってオープンしていました。

別れは突然訪れるものです。
せめてもう1回食べとくんだったなあ。

nick

2020年7月24日金曜日

写真データ供養②

吉祥寺の末広通り沿いにあるバー。
今の店に変わる前の店に、何回かお邪魔した。
吉祥寺の稽古の帰りだったり、
飲んで帰れなくなって朝までいさせてもらったり。
そんな昔じゃないけど、いまはもうそんな体力もないし、
そんな荒くれた飲み方ができるご時世でもない。

先日、前を通りかかったときに、ふと店構えが懐かしくなって撮りました。
こんどエールを飲みに行こう。

写真データ供養①

日常生活でいろんな写真を撮る。撮っておいて捨てない。で、スマホが変わるたびに、それらが引き継がれていく。
根が貧乏性でなかなか捨てられないタチなので、写真について語ることで思い出を成仏させ、すっきりしてスマホから削除していこうと思う。
という、なんとも個人的な目的の更新である。世の中の何の役にも立たない。
***
今日はこれ。プリンターのインクが「もうすぐ切れますよ」サインが出たので、そのインクをアマゾンで発注するために、プリンターの型番を記録した。手書きメモとか本当にしなくなったな。

このプリンターは、お世話になっているとある高校の先生から、ある日突然いただいたもの。先生からはさらに、高校演劇という未知の文化についてたくさん習いました。プリンターには「ペルセウス3号」と名前をつけて、大切に使わせていただいております。
ちなみに、ペルセウス1号と2号は、バイトしていた土建屋の社長に贈呈いただいた自転車でした。

「この者は生活困窮者である」と認識されているためかと思いますが、いろんなものをいただきます。ありがたいことです。
皆さまのおかげさまで生きられています。

3日坊主にならないよう、とにかく1週間、続けてみようと思う。

nick