2007年9月29日土曜日

ソワレ開演20分前。

あーうまくいくのかな。
事故はないかな。
台詞とばないかな。
客席温度適温かな。
どきどきどきどき。


折り返しました。
あと3ステ。


間もなく4ステ目が始まります。


超きんちょー


NICK

お菓子いっぱい\(^-^)/

本日いただいた差し入れです。

昼の回と夜の回のあいま、約一時間の休憩があるのですが、このひとときはつかのまの安らぎ・・・・


劇場まで足をお運びいただいた上に差し入れまで。

本当にありがとうございます!!


のこりのステージもはりきってまいります☆☆

目にはさやかに見えねども

松茸と秋刀魚が恋しい季節ですね。
食欲とスポーツと読書と芸術の秋ですね。
スポーツ以外はがっつり秋を満喫しています、広報の高田香織です。


NICK-PRODUCE#12「楽屋」、日にちにして半分を終えました。

現場に足を運んだのが実は初回の通し稽古以来だったのですが、やっぱり舞台セットや照明、音響、衣装、小道具が加わると観ていてドキドキ感が全然違います!

ストーリーを追いながら、暗転前の照明の残し方、メイクのもつ意味に目を向けると言葉にはならないメッセージがいっぱい織り込まれているのがわかります。

観に来ていただいた編集者さんのひとことなのですが、
「舞台を観てると、いつもと違う脳みその使い方するよね」
と、言われました。

なるほど確かに。

流通も保存もきかないものだから、音楽や雑誌と同じ楽しみ方ではないし。
それだけに一回のステージの緊張感は大きくて、観ている方がハラハラするような場面も。

当事者ではないのに、感覚がひらいていく。

役者ってすごい生き物だなぁ。

水族館のぶ厚いガラスの向こうのマンタが、次はどういうふうに動くんだろうと、けして触れられない距離なのに目を離せなくてその場に立ち尽くしてしまう。
不自由なのに自由。

そんな感覚を客席で感じるとき、私は劇場にいてよかったなぁと単純に思います。

いつか今日みたストーリーは忘れるかもしれない。

ものすごく共感したせりふも、つよくつよく胸を打った彼の表情も、
劇場を出て晩ご飯を食べて、お風呂に入るころにはもう思い出になっているかもしれない。

人生はそんなことの繰り返しかもしれない。

365分の1にすぎない「そんなこと」を自分の中に蓄積させて行きたいのかもしれない。

生きていくことの楽しみを、ひとつ加えていただけたら、しあわせです。

それはもう松茸や秋刀魚の美味なんかとは比べものにならないくらい。

二日目終了

どうにか二日目も..どうにか終りました。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。


見てることしかできない自分、辛いときがあります。
役者の台詞がとびそうなとき、思わずプロンプ出しのようにクチが動いている自分に気付きます。
心臓に悪い..。


もう祈ることしかできないこの気持ち。
観客の様々な空気を感じつつも客席から動くことのできないこの崖っぷちな気持ち。
なんとも言えない宙吊り感を、誰かと共有できたらさぞ心強いだろうに。


明日と明後日は2ステ..。
まだまだ先は長いです。
そして残席もまだまだあります。


お時間許す方、いらっしゃいましたら、ぜひ遊びにいらして下さい!!


NICK

2007年9月28日金曜日

初日終りました。

山越え谷越え海越えて、どうにか昨晩、初日を終えました。


疲れた。。
ふ〜。。。


初日を越えれば、あとはもう滅多なことがない限り、私が動き回ることはありません。スタッフさんやお手伝い頂く方に委ねます。何かあるときだけ呼ばれます。逆に、何もなければぼんやり茶をすするだけです。


何もないといいのですが。。。
何かあるのが世の常です。


毎ステージ、気が抜けません。


一年のロングランとかってたまに聞きますけど、どんな精神状態なんだろう。慣れるのかな。でも成れたら終りなんちゃう?
などと考えつつ、今日も小屋に向かいます。


今日は二日目。

がんばるぞ。


NICK

2007年9月24日月曜日

あと二日。

小屋入りまで、あと二日。
泣いても笑っても、あと二日。
時間とエネルギーを、最大限効率よく使わなければ、この二日は乗り越えられない。
ふー。


いつもギリギリ。
かなりギリギリ。
でもどうにかなる。
あと一ツメ、2ツメ・・・10ツメくらいすれば、小屋入りにこぎつけられる。
どうにか、どうにか。
開放感手前の、最後のもがき。


いつもこうやってきた。
これまでもこうやってきた。
でも毎回、新しく思えるのは何故だろう。
新しい苦しみ、新しい面白さ…いつだって、何か新しい事態に直面している。


小屋入りすれば、あとはスタッフさんにおまかせできることが多いので、私はさほど苦しくなくなります。
本番に入れば、もはや私は何もすることができません。
ただ皆に笑顔で「よろしくお願いします」を繰り返すことくらいしか。
そして皆を信じることくらいしか。
私にできることは、本当に少ない。


プロデュースって、面白い。
見ず知らずの人たちが、知り合いになっていく過程を、目の当たりにします。
その人たちは、まさにこの公演のためだけにこの場にいるわけで。
ある意味ドライで、あるいみ熱い。
この真剣な共同作業の時間が、私は何よりも好きです。


早く本番になあれ。


NICK

2007年9月22日土曜日

稽古のあれこれ

稽古の進行って、本当に難しいです。
役者の状態や、稽古環境、道具のことなどで、すごく大きく左右されてしまう。

小屋入りが近くなるにつれて、段取りごとが多くなってきました。
これらのことを全て受け入れ、消化しなくてはなりません。

それだけの準備がきちんとできていればいいのですが、
何せそんなわけにもいかず。
毎日、不測の事態の連続です。

でもきっと、これも現場の醍醐味ですね。
机上の空論じゃ、こうはいきません。

でも、モノについてはどうにか消化できても、
人だけはそうはいかない。
人って本当に難しい。
自分も含めて。
人と向き合うのって、本当に大変なときがあります。
他人を本当に受け入れるってどういうことかと、
ことあるごとに真剣に悩みます。
表面ではなく、心身の根底から受け入れ、理解するとは、
いったいどういうことなのかと。

悩みは尽きませんが、でもこうやって人はいろんなことを考え、見出し、知って、覚えていくんでしょうね。

一方的に伝えられる側から、伝える側にまわったことを、しみじみと感じます。

少しはオトナになれるとよいのですが。

NICK

2007年9月18日火曜日

さて今日も稽古です。

何かすごい勢いで更新しててすみません。
習うより慣れろの心意気。


さてまだ頭がうすらぼんやりしてますが、
午後から稽古です。
あの課題クリアできただろうか…あの芝居、今日も変わらなかったらどうしよう…台詞入っただろうか…流れつくれるだろうか…
毎日、稽古前は考え事でいっぱいになります。
ちなみに稽古後もいっぱいになります。
いっぱいになりすぎたときは、強制終了して、寝ます。昼だろうが夜だろうが。


きっと私は過保護なタイプの演出家で、あれこれ干渉したくなるのでしょう。
あれやったの?これやったの?これどうなってる?
自分のことは棚上げして、他人のことばかり気にしています。
言われないと人ってやらないから、必要なのかも知れないし、
それは演出の役割の一つなのかも知れないけど、
「るっせえな、やってるよ」的な反応がかえってくると、
ああまた過干渉な親をやってしまったと軽く反省。
あくまで軽く。


さあー今日はいったい何が起きるのでしょう…。


NICK

ラジオに出てきました。

公演の宣伝で、出演者の佐藤と二人、ラジオに出演してきました。
「敏と直樹と丈二のガッツリナイト」
http://blog.livedoor.jp/guy23/archives/cat_10011401.html
ラジオ日本です。AM。

ラジオ日本の建物の中には、ジャイアンツのポスターがあちこちに貼られていました。

中学に野球ファンだったころ、ナイターテレビ放映終了後、AMラジオにかじりついたのを思い出します。

私が見ていた頃は、1番俊足緒形・2番小枝職人川合・3番駒田・4番原・5番岡崎…といった打順だったように記憶しています。
西武VS巨人の日本シリーズを、授業中にイヤホンを髪で隠して聞いた思い出。
中畑が代打でサヨナラを打った瞬間、教室のあちこちから小さな悲鳴と大きなガッツポーズが、
教壇の先生の目を盗んでさざなみのように浮かびました。
なつかしいなあ。

そういえば、よく多摩川河川敷の巨人軍練習場にも行きました。
熱狂的な駒田ファンだった知人が、駒田のいるおでん屋まで乗り込んでいったその後姿を思い出します。
かくいう私も、なぜかよく理由がわからないまま駒田ファンを名乗っていました。
たぶん、たまたまテレビで見たときに、ファインプレーをしていたんだと思います。
何でもよかったんでしょうねえ、きゃあきゃあと騒げれば。
駒田ファンの知人とは、その後、同時期にマイケルジャクソンのファンを宣言したり、同じ教員の追っかけになったりして、
かなり火花を散らしたことを覚えています。

って、稽古場とは何の関係もないですね。

NICK

ブログ始動。

初めてトライ。稽古期間中のブログ。
他団体がやってるのはよく見るけど、これってどうなんだろ…と思いつつ、
微妙な眼で眺めていたのですが、
まずはやってみることに。

お時間のあるときに、お付き合い頂けますと幸甚。

よろしくお願い致します。

NICK