案外楽しいと思うときと、
案外しんどいと思うときが、
ミックスされつつ交互に入れ替わり立ち替わりするもんなんだね。
ま、
落ちれるうちはとことん落ちますよ。
どっかで止まるだろ。
肉。
自分が欲求不満でとうとうそんな空耳アワーに至るほどになったかと思って、何を聞き間違えたのか注意して聞き始めたんだけど、どうしてもやっぱりまんこおっぱいせっくすで。
たまにちんこって。
会話の間にも「まんこ、まんこまんこ、おっぱいー」って。
車内は六割くらいの乗車率でそこそこ混んでて、冗談でやるにしてもちょっとスキルが高度すぎるし。
そういう病気なのかなあ。
被災したままの部屋がひとつ手付かずであり。
あまりのモノの多さに逃げ回っていたのですが。
そろそろいいかな、と。
学生時代の向学心がいっぱいつまった積ん読の山。
読まなきゃ本もやってられませんよねと。
片っ端からブックオフへお連れすることにしました。
ありがとう。
肌も荒れ気味な上、カラダもガチガチに固まっていたので、半身浴も合わせ技。
おかげで発汗が日々ハンパない。
単なるデブ症かと思っていたら、そうでなく。
代謝が加速してる。
テレビも煙草も無い生活、
時間がやたらに余る。
違うことに目が行き、楽しさ半分、戸惑い半分。
環境って、大きい。
何がしんどいって、飛行機19時間がいちばんきつい。
しばらく収入よりも体休めを重視します。。
しばらく生ハムトマトチーズワインは見たくもない。
この711、セブンイレブンだとかなんだとかいろいろ言われてますが、
下北沢演劇界の元締め?本多グループのボスの、誕生日だそうです。
7月11日。
…。
なんというか、
そんな名前を劇場につけちゃうところにびっくり。
あれですかね、
自分の名前を発見した大陸につけたりとか、
戦争の作戦名に俺の名前つけちゃうとか、
月の着陸した場所にあたしの名前つけちゃうとか、
そういった、歴史に足跡残したい的な、限りある命あるものとしての性、みたいなものなんですかね。
…。
いやまあ、いいんですけどね。
あの劇場も、「本多」劇場、ですし。
私的公財、みたいなものなのでしょう…そんな言葉あるかどうか不明だけど。
男性、女性と分けるわけではないけど、こういうふうに自分のモニュメントつくりたがるのは、男性的な発想なのかしらね、とふと思いました。
形にしたい。認められたい、誰しもに。
できるだけ永く、できるだけ広く。
強烈な自己主張。
全然、悪くないことだと思います。
ただ驚いただけで。
その素直さが羨ましい。
そんなわけで、
お誕生日おめでとうございます、本多さん。
写真は、Sちゃんから頂いた、やさしくかわいいアイツです。
村
出てくるネタも、古いものばかり。
20代の半ばくらいまで、すなわち学生だったときまでで、
何かが止まってる。
あ
なんもない
久しぶりに冷蔵庫をあけてみたら、
最低限の調味料以外何も入ってなかった、
というような状況か。
なんかつくりたいのに、
これじゃなんもできん。
素材がない。
人参だの大根だの、肉だの卵だの、蓮根だの白菜だの。
レシピは無限にあるのに。
実際の、モノがなければ始まらない。
そんな当たり前のことに、
しぶしぶアタマを下げるしかなかった、
35の夜。
バイクを盗む無鉄砲さは、昇華して創造に向けられることを知っている。
中学生のときに憧れていた先生が、確か34歳。
ブラックオアホワイトの頃のマイケルが34歳。
34歳は、憧れの対象だったことが多い。
とっても素敵な、成熟した大人に見えた。
気がした。
そうでもなかった(笑)
私、つかれました。
自分の現場を離れ、放浪の毎日を送っております。
毎日が、新しいことの連続。
いい加減、自分が見えなくなりました。
しかし、あるいは、
そんなふうになりたくて、こんな毎日を望んだのかも。
…わかりません。
いまはただ、
疲れと酔いで、眠たくて、眠たくて、
でも明日を迎える準備をするために、
今日を終えるのがもったいなくて、
すごく眠いのに、踏ん張って終電で立っている。
でも、眠いんだって。
どんなに明るい色の服を身につけても、
自分がどんどん齢を重ねているのが、
窓ガラスにうつる影でわかる。
だいぶ年をとった。
なんの後悔もしていないけど、
一つとして不安が解消されていないのは確か。
あとは、良いことがあったり、なかったり、
たいして良くもない日々が続いたり。
舞台に戻りたい。
でも、どうやったら戻れるのか、わからない。
まだキッカケがつかめないままでいる。
…きっと、タイミングではないんだろう。
そんなことをもやもやさせながら、地下鉄の何もない風景を眺める。
こんなんなら、窓なんかいらんだろうに。
早く、帰りたい。
帰りたいどこかに、帰りたい。
でもそれがいったいどこか、忘れてしまった。
忘れっぽくなった。
ただ、忘れてはならないことまで忘れてしまうのには困る。
どこに行くとよいのだろう。
私は。
ニョッキ茹でちゃうもんね。
冷蔵庫に潜んでいた
エリンギと、
ブロッコリーの茎と、
ウィンナー、乱れ切り。
冷凍庫に潜んでいたバジルペースト、乱れ混ぜ。
うおりゃああああああああ
バジルニョッキで愉快な昼下がり。
一人暮らしがだいぶ板についてきたなと、今さら。
一つはばーちゃんで。
高校一年生にあがるときの春に亡くなったんだけど。
最後、もう完全におかしくなっちゃって。
でも何か知らんが、いつか桜を見せてあげたいなと、
それが私ができるせめてもの歓待だと、
そう思っていたわけで。
そんなことは出来ることもなく、亡くなってしまったんだけど。
田舎の、特別養護老人ホーム、みたいな場所で。
行ったらもう、鼻とかに脱脂綿詰められてて。
何かよく分からないまま、葬式とかそういう流れになって。
私は制服で出て。孫だね孫だねって。
知り合いのおじさんおばさんがたくさん泣いてて。
親父も当たり前のように泣いてて。
かあちゃんは複雑な感じで、でもやっぱり泣いてて。
何となく、あちしは役に立ってないなって、そんな気がしていた。
もう一つはかーちゃんで。
ホスピスに入って、どんどんどんどん痩せてって。
ほいでもう絶対だめだなもうって、誰が見ても分かるわけで。
たぶん本人もわかってるわけで。
でも誰だって、自分がもうすぐ死ぬなんて絶対に認めたくないわけで。
車椅子に乗っけて、病院の周りに咲いてる桜を見せにいくことになった。
びっくりするほどガリガリで、顔色だって緑で、
何日も洗ってない髪を三つ編みでお下げにして、
出かけるときはとてもご機嫌だったのに、
エレベーターに乗って、
外来の人たちの活気の中で、ギョッとした顔で見られて、
自分がもう絶対に外の世界に戻れないんだって、かえってわからせてしまったようで。
しばらく外の風にあたっていたら、とても不機嫌になり。
「帰る。」
帰れないのにね。
帰る先はホスピスの、片道きっぷの個室なのにね。
死ぬしかないってわかってる。
もうどこにもいけないって。だからホスピスにきたって。
どんなにどんなに絶望的な思いに苛まれたことだろう。
頭の悪い人じゃない。
自分が今どういう状況にいるのか、絶望的なまでに理解できていただろう。
命日は4月24日。
その10日くらい前に、モルヒネを増やせ、と言い出した。
どうせ死ぬんだから早く死にたいと。
死ぬ権利だってあると。
そのスピーチは、私の不在のときに行なわれた。
その場に呼びつけられた医師や看護師は、ただじっと押し黙っていたという。
私が8回目の大学生の春を迎え、授業から病院に戻ると、
エレベーターが開いたところで妹たちが困り果てた顔で走って飛んできた。
その頃、私たち姉妹は交代でホスピスに泊まっていたのだ。
認めたくなかったのは、私たちも同じだ。
目の前の人が死んでゆくということを。
と。
まあ。
そんなことを思い出すから、
毎年桜の頃は、私にとってお盆みたいなものでして。
必ず、死者が二人、私に思い出されるのでして。
キレイだなあ、と、ばかのように心打たれ、その波の中で、
死者に届かぬ己れの無力をひりつくほどに思い起こさせられるので。
狂おしければ狂おしいほど、
この身の内も、激しい自責にうちのめされ。
無力、無力、無力、ああ美しい、素晴らしい、無力…自分とこの一片の花弁、どちらに価値があるだろう?…
嘘嘘。
生きていかなくちゃね。
とまあ
けっきょく毎年、
桜との距離感は複雑です。
うーむ。
こんなときにまで単純すぎる自分が実に恨めしい。
あえてフランクにいく。
このオッサンとは、マジで喧嘩が耐えない。
飲み屋で置いていかれることはしょっちゅう。
飲んでる最中に言い合いになることもしょっちゅう。
よく行くスナックのママからわざわざ電話を頂き、「謝んなよ」とのお言葉を頂いたこともある。
でもだいたい、一年くらいたってほとぼりが冷めた頃に、思い出したように電話が鳴り、
「飲まんかね」と何事もなかったようにお誘いを頂く。
こちらももうすっかりほとぼりが冷め切っているから、「いいっすよ」と応じ、
何か観たり聴いたりしてから、居酒屋で近況報告をし、
また喧嘩になるまで数回飲んで、
それからまたしばらくほとぼりが冷めるまで会わない。
その繰り返しで、もう17年近くの付き合いになる。
生意気なことを言うようで何だが、
本当に互いに年をとった。
私の食べる量が減り、オッサンの飲むペースが上がった。
教師と生徒というより、社会人同士の会話になった。
互いの職場の愚痴を言い合う。
一応「先生は」と呼びかけはするが、腹の中では「おっちゃんはさあ」と鳴っている。
単なるダチ。
ガキの頃から知られているから、何の飾りも無用かつ無効。
アメちょーだい、と手のひらを向ければ、ぶつぶつ言いながらのど飴を乗っけてくれる。
幼馴染のような感覚だが、実際のそれはこうじゃないんだろう。
にしても、よくわからんが、久々に寛いだ。
今回はどんな喧嘩に発展するんだろう。
そこだけは、成長しない。
あまりに腹が減ったので、お参りもへったくれもなく、
取り急ぎ飯屋へ。
12年くらい前に一度入った大黒屋。
ごま油で揚げたエビ天は、変わらず濃厚で香ばしかったです。
おいしゅうございました。
なぜか能楽堂もあったが、
ブライダルの設備が充実してた。
チャーチがあったり、
写真屋があったり。
と、いうことを、無意識にチェックしている自分に気づき、びっくら。
予定皆無なのに…。
年頃なんですかねえ。