そこには脱臭剤しか転がってないくらい、がらんどうだったことに気がついた。
いつの間に、こんなに空っぽになってしまっていたんだろう。
出てくるネタも、古いものばかり。
20代の半ばくらいまで、すなわち学生だったときまでで、
何かが止まってる。
あ
なんもない
久しぶりに冷蔵庫をあけてみたら、
最低限の調味料以外何も入ってなかった、
というような状況か。
なんかつくりたいのに、
これじゃなんもできん。
素材がない。
人参だの大根だの、肉だの卵だの、蓮根だの白菜だの。
レシピは無限にあるのに。
実際の、モノがなければ始まらない。
そんな当たり前のことに、
しぶしぶアタマを下げるしかなかった、
35の夜。
バイクを盗む無鉄砲さは、昇華して創造に向けられることを知っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿