先週の月曜に、
かかっていたお医者さんから、「治療は完了ということでいいんじゃないですか」と言われ、
思いのほか開放感を覚えました。
病気ってのは自分の体をコントロールしなくてはならない。
健康のときはえらく荒い扱いをしていたことを痛烈に自覚しました。
ごめんね自分。
まず薬を飲まなくてはならない。
薬を飲むためには、1日三回・食後指定なため、
朝・昼・晩に三度の飯を食わねばならない。
夜に寝て、朝を迎えなくてはならない。
適当な暮らしができないわけです。
自己管理、という言葉を久々に思い出し、
ああきっとこれが正にそれなのだなあとまざまざと実感しました。
いかに欠落していたことよ。
若い人の帯状発疹(ヘルペス)は、基本的に過労・ストレスによる免疫力低下が原因だそうです。
そういえば、今年に入ってあまり休んだ記憶がない上、
6月からは何のかので、2ヶ月間ほぼ休みがありませんでした。
要は、朝から晩まで何かしか稼動し続けていたわけです。
それとまあ、これまでのいろんな荒い扱いがたたって、
きっと体が悲鳴をあげたのでせう。
ほぼ2週間全く働けなかったのは相当な痛手ですが、思わぬ休みを頂き、たいそうリフレッシュしました。
といっても、規則正しい生活をしつつ、基本横たわってじいっとしているだけで精一杯だったのですが。
何だか今、取り戻すように夏を感じようとしています。って、何をするわけでもないんだけど。
まあ、お散歩したりとか?
決定的に変化してしまったことが一つあり、それは、
自分の中でストレスを溜め込まないようにする回路ができあがったように思えることです。
強いプレッシャーや、責任を感じるような場面でも、
これまでのように自分を追い込むような思考にならない。
というか、なれない。
同じ痛みを味わうのが本当に怖くて、
できるだけ楽な状態でいられるようなマインドへと、体が方向を維持させようとしているのが分かります。
このストレスへの耐性の無さが、いいことなのかそうじゃないのか全くわからないけど、
とりあえずしばらくはそうやって生きていくしか無さそうです。
おかげでぽっきり、いろんな意味で鼻っ柱が折れたように思えます。
ほら、自尊心とかプライドとかって、維持しようとするだけで相当ストレスだから。
何か、いろいろ「ま、いっか」と。
今夜何食べよっかなー、とか、すぐそういう全然あさってのこと考えるように、体がなってる。
これまで、一切そんなことなかったのに。
とまあ、そんなわけで、
これまで生きてきて一度も味わったことのない、意識的に極楽とんぼ状態を維持する、という不思議なメンタル状況にあります。
いつか元通りになるときが来るんですかねえ。
まあ、それはそれで、そうなってから考えることにしますけど。ねー
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