飢えを満たすために、内藤正典教授、通称ホジャ(トルコ語で先生の意)の講義を拝聴しに早稲田へ。
定期的に、情報や知識への飢えが訪れる私。
しかしドカ食いする余裕もない。
時間はうまく使わなくては……。
10号館の教室に行ったら、えらく大きくて驚いた。
というか、二階席まであって、ほぼ講堂。
聞けば500人はいるという。
毎週、講義ならぬ講演をやっているようなもの。
つい人より長く大学に通ったが、ここまでわんさかいるのを見たのは初めて。
儲けてんだなあ、大学。
科目は「地域研究」。法学部の一般教養。
プチプチ、ピチピチした学生たちが、
ワッサワサ言いながら席につき、開始を待っている。
久しぶりに、座席に座る。
出席カードが配られ、エアコンのスイッチが入る。
何か懐かしい。
思わず薄ら笑い。
女の子がディズニーのファイルからディズニーの下敷きとルーズリーフを取り出す。
学生時代はこういう光景に「てめえら安穏としやがって」と自分を棚に上げて苛立ったりしていたが、
今見ると、「ああこれからの苦労だらけの人生頑張ってね」、と応援したくなる。
イスラームの話を聞いた。
帰りにお茶、ついでにビールを飲んだ。
久々の昼ビール。
思えば、これまで出会った「先生」と呼ばれる人の数だけ、
翼を得てきたように思える。
謝。
もっともっと、翼が欲しい。
ずっと高く、遠くまで飛べる翼が。
0 件のコメント:
コメントを投稿