ベトナム資本でがんばってる「CARAVELL HOTEL」。
日本はまだ休暇前だからシーズンオフ、というのもあるのだろーが、
私のよーなガキのフリーランスが泊まる場所では到底ない。
ふだん真面目に働いてる友人は『超ラッキー♪』と喜んでいたが。
窓からの眺めも。
目の前には目抜きのドンコイ通りと市民劇場。というか、何故か深夜0時にもかかわらず、
鬼のようなバイクの山、人間の塊。
おい、寝ろって。
夜は寝ろって。
ぱぱらぱぱらぱら
ぱぱ ぱぱ
ぶーーーーーー
窓に耳を当てると、交通音の洪水。
でも部屋は、厚い窓ガラスと、21階という高さに守られて静か。
真っ白なベッドに、真っ白な枕クッションが三つ。
分煙にするために、エレベーター前の灰皿を個人喫煙所と勝手に決めた。
韓国土産のマルメンに、六本木のバーのライターで、サイゴン川を眺めながら火をつける。
場所は変わっても、喫煙という行為は変わらぬのだな。
部屋に戻り、友人がはってくれた熱い湯にバスソルトをぐちゃぐちゃと入れざばと浸かり、
これまた真っ白なタオル地のガウンを着て、真っ白なシーツの上に転がる。
明日からは、食事以外は基本単独行動。
友人と「国内でせせこましく不倫活動にいそしむなどするよりも、同じ額の小金で海外旅行にいくほうが」「いやさでも子供がいるとなるとそうそうは」などといった話をぐだぐだとしながら寝に入る。
ぱぱ ぱぱぱぱ
遠くに聞こえる。
明日からは、あの中に入るのだな。
ぶぶ ぱー
波の音。
1 件のコメント:
チップ代は本意じゃなかったみたいなので、夕食代の残りはおごりで良いです。
ではまたねー。
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