2018年10月7日日曜日

風呂の蓋の効用、つまり日常における価値の再発見。

うちの風呂には贅沢にも追い炊き機能があるのだけど、なんだかあったまらないなぁと思っていた。
40度で設定しているのに、入ると体感38度。ぬるま湯。
もう故障か、いくらこれでとんでいくんだろうと思っていたが、
ある日ふと、「蓋をしないでわかしているせいなのではないか」と思い立った。
ためしに蓋をしてわかしてみたら、ちゃんと体感40度の、入った感のある温度になった。
風呂の蓋の効用。
その再発見。

甘く見ていた、風呂の蓋。君はあってしかるべきだった。
掃除がめんどいから、風呂に入っている最中には単なる邪魔なものだからといって忌み嫌っていた。申し訳ない。

風呂の蓋の効用。知らずに無碍に扱い、不都合に首をひねる。
こういったことが他にも多くある気がしてならない。
えっそれそういう意味があったの?知らなんだ~。なんだ、知ってたらもっと早く使ったのに。
気づかないうちに、何かのポイントを逸らし続けてしまっているような気がした。
立ち止まって、改めて見つめ直すことの大切さを知る。

これもまた、風呂の蓋の効用。

ありがとう、風呂の蓋。

これから思うままにあたたかい湯に浸かれると思うと嬉しい。

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