友人か
友人のK子がフランスへ旅立ちました
K子はフランス語はしゃべれません
文法を少々独学で学んでいる程度
それで半年のホームステイ
無謀なまでの荒行に
心配を通り越して受け入れるしかありませんでしたが
それもまた
若人
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と
20代のうちにさんざん言われてきた私
自分をいじめてきたつもりではおりましたが
まだまだ全然足りないみたい
先日
出発前日のK子と その彼氏が
腕をくんで颯爽と桜並木の下を歩いているのを見かけました
ひょっとしたらいつか
この光景がシャンゼリゼ通りに移動することになるのかしらと思いつつ
声をかけ
明日もまた遊べるかのような別れを告げた
じゃあ、またね
気をつけて
当たり前のような別離が
逆に彼女の当たり前の思いが形になる第一歩を予感させるような気がしてならず
ああ
よかったなあと
心から思うのでありました
さばーいぶ
K子
2 件のコメント:
K子から最後に、大人びて帰国したいです、とメッセージが。
大人にならなくていいから、自分らしくなって、と答えましたが…
この旅が、彼女が周囲からはめられてきた(と、本人が感じている)窮屈な型を壊すものになるよう、祈ってます。
「大人になって」ではなく「大人びて」っていうのが、彼女らしくてよいですね(笑)
ここまでの荒行をして一皮向けなかったら、
その皮は本質ってことですね、きっと…
さあ、楽しみに見守りましょう。
どっちに転んでも、K子はK子です。
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