2012年10月24日水曜日

【公演告知】NICK-PRODUCE#20+Antikame?=短編劇 『Invisible』


久々に公演打ちます!!今回はAntikame?の吉田くんと。
一つの空間が、全く違う色で染まります!こんなに違うとは(笑)そしてジェンダー逆だよ絶対!

とっても狭い空間ですが、その制約を逆手にとって勝負。

素敵な時間をお届けします。
まったく違う二本の短篇、どうぞ遊びにいらしてください!

* * *
NICK-PRODUCE#20+Antikame?=短編劇
『Invisible』


11月9日(金)~11日(日)

@東中野RAFT
東京都中野区中野1-4-4-1F

前売2000円、当日2200円


9日(金)19:30

10日(土)14:00・19:00
11日(日)13:00・18:00

〇「エチカ―ハムレットより」

作・演出/村野玲子
出演/宇原智茂・檀上太郎(g-クラウド)
ドラマターグ/伊藤馨

〇「となりの不可不」

作・演出/吉田康一
出演/亀田智子・檀上太郎・保坂藍(劇団冒険倶楽部)

照明/松本永(Fantasista?ish.LLC)

サウンドデザイン/山口紘
宣伝美術/内山弘隆
web製作/ボンクララボ
当日制作/吉田千尋
協力/㈱リアライズ、김숩이
企画・製作/NICK-PRODUCE+Antikame?
公演サイト→http://nick-produce.net/stage/invisible/



ご予約はこちらから(^ ^)/☆



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一目均衡表
FX比較

2012年10月4日木曜日

いやぁ、栗山。

栗山監督が率いる日本ハムが優勝した。


栗山は、マイケルの次に私が入れ込んだ、青春時代のイコンであります。


…すみません、冷静になれない。どうにも感慨深く、下記追想させてくらはい。
いつにも増してモノローグだわ。



2〇年前、中学時代、ベッドでちょうど起きたときに見える位置に栗山のポスターを貼り、
定期入れに野球カードを入れ、
週刊ベースボールの切り抜きをファイルし、
神宮で買ったサイン入りの下敷きで授業ノートをとり、
当時の栗山の背番号「46」続いて「4」をカバンにシール貼りし、
こ汚い上履きにまで「栗さん」と書き、
あちこちに栗を落書きし、
写真集は本屋のように表紙が見えるように陳列され、
とにかく栗山にまみれ。

家に帰るとラジオを聞き、
聞けないときは録音し登下校中にウォークマン(もちろんカセット)で聞き、
手帳には自分の予定より試合のスケジュールの書き込みが多く、
試合がないときは何となく張り合いがない気分で鬱々とし、
応援歌をわざわざノートに書き写して覚え、
四コマ漫画を見て選手の似顔絵を練習し、
選手名鑑を見て打率を暗記し、背番号を覚え、わからぬままに年俸を覚え、
書いてある住所に震える手で年賀状を出し、

たまに友人たちと今はなき川崎球場のオープン戦に行ったり(伊良部が新人だったなぁ)、
東京ドームで日ハム戦を見て、西崎ファンの友人と西崎の登板を待ってじりじりしたり、
巨人ヤクルトの開幕戦で内藤が吠えた「疑惑のホームラン」(ポールをまいた打球でファウルなのに判定は違った)に動揺したり、
オフのときは珍プレー好プレーを録画してみのもんたのナレーションに何度も笑ったり。

多摩川にある巨人軍グラウンドにもいって、桑田やら斎藤やら駒田やら、
当時のアイドル井上・緒方もいて、
練習してるのぎゃあぎゃあ眺めて、
近くのおでん屋で駒田が飲んでるっていう噂が流れて即なだれこんでみたり。

人生最初に間近で見た有名人だったからか。
とにかく興奮して、シリーズが始まるのが待ち遠しくて仕方なかった。
私の寝床の周りは、野球選手のポスターで埋まってた。


何かに一度ははまるよね。
アイドルにははまったことはないけど、
野球にはどっぷり浸かったなあ。
高校野球も然り。
運動のセンスはないので自分でバットを握ることはないくせに。


いやその、栗山っていうのは、当時とにかくそんなに派手なプレーはしないタイプだったんですよ。
たまーに外野で良い動きしたりはしてたけど。
ブンブン丸がいたし、広沢もいたし。
笘篠なんて、にーちゃん西武で弟ヤクルトで、俊足で、盗塁でと、もう半ばアイドルですよ。
そんな中、地味ーに7番とか8番とかで、それでもよく出てたけど。
監督が野村に代わってから、どうにもあわなかったのかな。
いつしかだんだん出場しなくなって、そのうちメニエール病で引退しちゃって。
そのままあたくしも、栗さんいないんじゃ…と野球から関心は離れていってしまい。
誰を応援の軸にしていいのか、わかんなくなっちゃったんですね。
あたしは野球のファンじゃなくて、野球選手のファンだっただけなんですな、今思うと。


その栗山が。とにかく現役時代は地味だった栗山が。
か、か、監督になって、し、し、しかも優勝だなんて。
あたしはもう、胸いっぱいですよ。心も腹も頭も胸も、もうどこもかしこもいっぱいですよ。
よかったねえ、よかったねえ。
いろんなことがきっと報われたよね、よかったねえ。
ああ嬉しい、なんか私も本当に嬉しい。


あんまし泣いちゃだめだよ、いつか揚げ足とられるから。
なんかでもそういうとこも、栗山なんだよなあ。ヘタレな感じ。


いやいや。
本当によかった。本当に。


なんか、2〇年後に、あたしまで思いが叶った気分だよ。

ありがとう。栗山英樹。





















あたしも泣きながらがんばるかね(笑)

2012年9月17日月曜日

またか。

酒にめっぽう弱くなった。
昨日、午前中の仕事を終え、その後打ち合わせがてら午後にホッピーをあおったのだけど、
ジョッキ二杯で完酔い。
夕方には千鳥足、ろれつも回らず、
電車は寝過ごす、傘はどこかに置いてくる。
気づいたら金もないのに家の近所のサーティーワンでアイスを注文していた。
家族連れが近くを通り過ぎる中、べたべたと溶けてくるチョコレートの滴を舐めとりながら、
半目で賞味。
七年~八年に一度くらいしか、アイス屋でアイスなんか買わない。


止めていた自転車が、どこかの誰かに倒されたらしく、
チェーンが外れてペダルが動かない。
仕方なくひきずりながら、ふらふらとイオンの駐輪場へ。
腹なんか一つも減っちゃいないのに、晩飯を買わなくてはという使命感だけは強くあり、
そしてやたらと塩鯖が食べたくて、
入ってまっすぐ魚コーナーに向かう。
既に持ち金720円。財布には1000円あったのだけど、アイスが280円だったからその残り。
金の計算だけのために、死にかけの脳細胞をフル稼働。
半額になった枝豆をカゴに突っ込み、茄子と肉の自分にとってのコスパを計算して茄子を選び、
そうだ枝豆と塩鯖でペペロンチーノをつくろうと、にんにくと、最後の200円枠でパスタを選び、
よろよろとお会計。
そしてまた自転車を引きずりながら家に帰る。


池袋を出たのは17時なのに、
帰りついたら21時になってた。
四時間もかかるのかあそこからここまで、などと朦朧としながら、買ってきたものを冷蔵庫へ。
どうにかこうにかシャワーを浴び、どうにかこうにか体を拭いて服を身につけ、
床に転がる。
今日一日がこれで終わることに抵抗を覚えながら、それでもホッピーでやられた脳をどうすることもできず、
睡魔に従う。
終わった。一日が終わってしまった。
こうやって、あと何回こんな一日を過ごしてしまうのだろう。
どうにもならない、やりきれない、でも眠いときに眠る心地よさに侵されながら、
そのまま気を失った。


こんな毎日が楽しいかと訊かれれば、
楽しいよと答える。
虚しくないかと訊かれれば、
虚しいよと答える。
充実しているかと訊かれればそうだと、不安でないかと訊かれれば不安だと答える。
あらゆることが混在し、方々に偏在する。
カオス。


こんな時間を過ごそうとは、夢にも思わなかった。
良い意味でも、そうでなくても。
悪い気分ではないけれど。



写真は、那覇の地物さとうきび。


2012年9月15日土曜日

NICK新ロゴ。

NICK-PRODUCEのロゴをリニューアルしました!
これまでの、勢いあるお花ロゴから、
ウォーキング・ブーへ。
コンセプトなどはまたいずれ別便で!

よろしくお願い致しまーす☆

nick.


2012年9月14日金曜日

起きちゃったよ。AM3:00

ソファで気を失っていたのだけど、地震で飛び起きた。今何時だ。3時前か。あーびっくり。

携帯でニュース速報を探す。あれ…あれ?どこにもない。深夜だから?auだから?いやひょっとしてむしろ、私だけが知覚した、すなわち幻想?
そんな思いが過る中パソコンで改めて検索してみたら、千葉震度4だって。千葉近いから、あと階が上だから、そりゃ揺れるわー。
幻想じゃなくてよかった。

ある特定の個人にしか認識できないものを「幻想」と断じることがままあります。
複数の人物、あるいは集団で認識した場合、「共同幻想」となるわけで。
この「幻想」を共有していない人々、あるいはできない人々を、「他者」としてよいのでしょう。

かぎかっこうざいなー。

幻想にはコードがあります。あるのでしょう。あと文脈。コンテキストってやつ。
要は細かな情報の集積、その集積のされ方(構造ってやつかね)が、幻想を形づくるのでしょう。
そしてそれらを共有するためには、言語や色、音などの伝達要素を使います。
「こんな色ね」「こんなルールね」「こんな感じね」。そうやって、〇〇さんと××君は、お互いの間にある距離を縮めてゆきます。

これを築き上げようとしている場(チームAとします)に、全く反対の目的を持った人々(チームB)が現れたらどうなるでしょう。
つまり、関係なんてぶち壊せ、って思ってる間柄の人々です。

目指してるものが違いますから、一方にとってもう一方の会話は、とても大きなノイズになるでしょう。
例えば、ラブラブしている恋人がいる喫茶店に、チンピラがマスターてめえショバ代払えと乗り込んでくるようなものです。
あるいは、楽しく金魚を掬っている子供たちがいる屋台に、チンピラがショバ代を…

…

ああ何て貧困な想像力。


ま、そんなわけで、そんなふうな、目指していることそのものが異なる関係性を、同じ場に置いたらどうなるかな、
っていう、そんな戯曲をつくりたいな、と思って、あれこれ考えたり調べたりしていると、
いつの間にかコトン、と落ちてしまうことが多いんです、最近。
使ってない頭を珍しく使ってるからですかねえ。
はっと気づくと、ソファで気を失っている始末。


夜。
すっかり秋風ですな。

写真は那覇から羽田に帰る時の日の出。

2012年8月27日月曜日

那覇なう。

那覇なう。
台風なう。
帰れんなう。


23木〜24金の深夜便で発ち、
25土夕方の便で帰京する予定、
が、
台風で25土の便が欠航。
26日も欠航。
27月の午前も欠航。
いまに至る。


振替を繰り返したところで、
満席便が連なる。
ようやっと押さえられたのが、29水の早朝便。
これに乗らねばどうにも間に合わん仕事がある。逆に言えば、これに乗ればギリで間に合う。
悪運の強さに我ながらグッタリ。


昨日深夜から明け方にかけての大気が本当に冗談みたいですごかった。雨は基本、横に降る。
廊下の窓枠から、どういう現象かよくわからんが、白い水煙?霧?とにかくそんなもんが混ざったエアーが、ぶしー!!ぶしー!!!と吹き込んでくる。
理解できない感じだった。


と思えば、よくわからない破裂音があちこちで聞こえる。空中に何かが舞い上がって翻弄されてる。
もうぜったいこんな中出ていきたくない。


27月昼現在、雨は縦に降ってはいるけど、量が半端ない。
雨がおさまると、子供の一人や二人飛ばしちゃうんじゃないのってくらいの風が吹く。
こんなんが、こんな何日も続くなんて。すごいね熱帯。


写真は昨晩の様子。繁華街なのに、信号機以外は動かんばい。

2012年7月4日水曜日

とあるバス停にて

松葉杖をついて、必死こいて歩いていたころ。
駅までの徒歩12分が困難で、バスをよく利用していた。
バス停のベンチで、松葉杖を立てかけギブスの左足を乗せてむくみをしのいでいると、
ご年配の方によく話しかけられた。
「大変ね」「若いのにそんな怪我するのね」(年齢は関係ないだろう)「若いから治りも早いわよ」(若い若いって)「気をつけてね」等々。
判で押したように同じことを皆が口にするのが不思議でならなかったが、
天気についての会話と同様、
赤の他人とコンタクトをとるうえでの糊代のようなもので、
ああいえばこういう的な、安心したやりとりのできるフォーマットが成立しているのだろうと思った。
だからこちらも、最初は戸惑ったが、やがて笑顔で「そうなんですよ」「自転車で転んじゃって(泥酔のことは伏せる)」「雨の中自転車で傘を差してて」などと、応対デフォルトを作り上げるに至った。


そしてまた、バス停。
乗り換えのために並んでいたところ、あるご婦人に、いつもと同じように声をかけられた。
「あらどうしたの?骨折?」「ええ、そうなんです。雨の中、傘をさして自転車に…」といつもの応対をする私。
「そう。私もやっちゃったことあるのよ。大変よね、足は。でも若いから治りが…」といつものような返答。
ええ、そうだといいんですけど、と返したところで、ご婦人の手元の荷物に目がいった。
荷物ではなかった。
おくるみを着た、赤子の人形。
薄汚れたプラスチックの、動かぬ顔がのぞく。
虚ろな目。口は半開き。哺乳瓶を入れられるようになっているのか。
ぎょっとして絶句してしまった私、話し続けるご婦人の顔を凝視する。
彼女は何も変わらぬままに話を続ける。
一緒の列に並んでいるバス待ち客たちが、気まずい思いをしているような気もする。
思わず閉口して、曖昧な笑いを顔の上っ面にはりつけたまま、
会話を強制的にフェードアウトさせた。


日々、ただ生きるだけで手一杯だった中、
昭和の匂いがするこういった会話に一時的にでも加われたことに、
多少の和らぎを得つつあった私には、衝撃の一発だった。


バスが来る。
彼女は何事もなかったように、乗り込んでいった。
私も何事もなかったように、乗り込んだ。
いつか同様に、プラスチックの赤子を抱いて暮らすのだろうかなどと思いつつ。