昼に寝すぎて眠れないので、
私の一番好きな、船成金の風刺画。
芸者が靴を探せるように、札を燃やしてる。
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「筒井康隆はどうなったんだろうねぇ」と言われて、なんだっけと思いその場で検索したら、少女像に関してのブログ&twitter炎上のこと。
我が家のトイレ文庫(自然発生的に冊数が増えていく、家族の数少ないコミュニケーション媒体)で筒井氏の短編にお世話になってきたレベルの読者にすぎないが、あーあの世界観の方ならああいうこと書きそうではあるねぇ、とは思った。
と同時に、何かと印象が似てると思って何だっけと考えてみたら、シャルリエブドの風刺画の件だった。
「表現の自由だー何が悪いー」と言うものの、その表現が確実に誹謗中傷につながることを発信者が自覚しているのであれば、それは自由の悪用とも言えよう。
文筆家であったりジャーナリストであったりするなら、なおさらその発信方法・内容が自覚的であるという印象からは逃れられないわけで。
何かを傷つける先に(傷つけられた人の救済も含んだ)何等かの幸福のビジョンがあると発信者が信じるなら、現状の代案としてそれを提示するところまで行わないと、単なる破壊衝動を満たすだけの暴力にすぎないように映ると思う。
…あぁ、回りくどい表現。
要は、ぶっ壊すだけじゃなくって、その先にあるものを見据えることが、今は必要なときなんだろうなってこと。
理想が力を失ってる。でも、そんなときもある。だから、また考え直せばいい。
ないものは、つくればいい。だってないから。つくるしかない。
必要は発明の母とはよく言ったもので。
このカオスな現実から、新しい何かを見出すのだ。
と、さすがに鈍い私でも、ニュースを見ていろいろ思うのでした。
思えば3年前の閣議決定から、既にデモクラシーの底が割れていたんだなー。
あ、いや、割れていたというか、割れが決定的に表面化したというか。
Point of no returnだったと思う。
にしても、どこに顔を向けて国家運営してるんだろう。
国民に向いてないのはつくづくわかった。
目的が見えない。…あ、よもや再び国体護持?
パンドラの箱は、もう開いてる。
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