と、突然、
何の流れか分からないが、
薄暗い部屋でコントローラーを手にしている自分自身の姿が画面に現れる。
オノレ以外に、何の生き物の気配もない空間。
そこにただ一人、片足の膝を上げ、だらしなく座り込んでいるオノレ。
いや、何?
そう発した言葉が、そのままの速度で、
画面下の四角い枠の中に活字で表示される。
ちょっと、え?
また表示。
コントローラーを離す。
同じ動き。
モニターにスカイプのようにカメラでも設置されているのか、
いやこの角度は明らかにモニター位置よりはるか上方、
つまりこれは私の意図した視野ではない
誰かが私を何らかの意図で監視している
あまりの逃げ場のなさに恐ろしくなり、思わず隣の部屋へ逃げ込む。
しかしそこは既に異空間。
なぜか空中を横切り、様々な生物が軌道線を描きながら浮いている。
妙な、神がかった音。
柔らかな光。
近くへ向かってくる四本の軌跡をつかむ。
黒い虫のよう。
硬質な手応え。
バリバリと掴み折る。
おぞましい思いの中で目が覚めた。
とても不快な、現実的な夢だった。
朝など、二度と訪れなければよい。
2 件のコメント:
おぉー、良いじゃん。
そういう芝居やりなよ。
ううう
夢オチにならないようにして
何かつくります
ありがとうございます~~~~
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