2008年12月1日月曜日

夜が深め

同居人が実家に帰り
久々に一人の夜


前はずっと一人なのが当たり前だったのに
今はちょいと不思議な感じがする


静か


誰からでも
「実家に帰る」という言葉を聞くと
少し孤独になる
だってオイラは
帰る場所が無い


いろんな人が
実家がわりに家に来ていいよと
呼んでくれたりする
嬉しい


でも
オイラが生まれ育った場所はそこじゃなくて
どんなにいやーんな思い出で溢れていようとも
ただ一つしかないわけで


でもって
ふと
また年末年始も一人で過ごすのかなあと
ぽそりと思ったりするわけで


6年前に
かーちゃんがこの世からいなくなって以来
オイラには実家がなくなってしまったみたい


とーちゃんはなぜか
実家に子供を上げたがらなくて
わしら三人姉妹は
ここ数年
盆暮正月はどこにも行き場がない


さまよってばかり


しかし
妹たちは
嫁に行き
旦那の実家に帰るというワザを編み出した


しかし
オイラは
どこにも行き場がないわけで


ちょっぴり
孤独が深まるわけです
はい


困ったなあ
困ったなあ


いつもよりも
夜が長い
珈琲なんて飲んじゃったから
眠れないし
夜中だからこれ以上太るのヤで
食べれないし


家を飛び出たのは
紛れも無く自分なのに
帰る場所がないなんて
寂しがってみたりする


何たる身勝手


でもそんなもん


いつもより
夜の闇が深く見えて
でも
これはこれでいいもんなのかも知れないと


自分の世界に帰る場所を見つけてみたりする


こんなときも
あるよね

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