2008年10月28日火曜日

ホジャの講義

あまりに脳がカラカラな自分に気がついたので、
飢えを満たすために、内藤正典教授、通称ホジャ(トルコ語で先生の意)の講義を拝聴しに早稲田へ。


定期的に、情報や知識への飢えが訪れる私。
しかしドカ食いする余裕もない。
時間はうまく使わなくては……。


10号館の教室に行ったら、えらく大きくて驚いた。
というか、二階席まであって、ほぼ講堂。
聞けば500人はいるという。
毎週、講義ならぬ講演をやっているようなもの。


つい人より長く大学に通ったが、ここまでわんさかいるのを見たのは初めて。


儲けてんだなあ、大学。


科目は「地域研究」。法学部の一般教養。
プチプチ、ピチピチした学生たちが、
ワッサワサ言いながら席につき、開始を待っている。


久しぶりに、座席に座る。
出席カードが配られ、エアコンのスイッチが入る。


何か懐かしい。
思わず薄ら笑い。
女の子がディズニーのファイルからディズニーの下敷きとルーズリーフを取り出す。
学生時代はこういう光景に「てめえら安穏としやがって」と自分を棚に上げて苛立ったりしていたが、
今見ると、「ああこれからの苦労だらけの人生頑張ってね」、と応援したくなる。


イスラームの話を聞いた。
帰りにお茶、ついでにビールを飲んだ。
久々の昼ビール。


思えば、これまで出会った「先生」と呼ばれる人の数だけ、
翼を得てきたように思える。
謝。


もっともっと、翼が欲しい。
ずっと高く、遠くまで飛べる翼が。

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