千円札の裏に、何やらビッシリ文字が。
誰が書いたかわからないけど、内容が前向きな割には、妙な印象を受ける。
そもそも、いろんな場に移動し、無数の他人が手にするであろう札に書かれていることに、イタズラを越えた自己顕示欲を感じ、闇を覚える。
思い詰めることでもあったのだろうか。
おそらく女性によるものであろう。
文体と文字がそう思わせる。
他人が目にすることを前提にして、読みやすく、綺麗に書かれている。
前向きな言葉たちに、前向きな印象を抱けないのは、
きっと発信の方法によるのだろう。
見た瞬間、もともとなかった労働へのモチベーションが、さらにぐっと低下した。
私に未来は訪れるのだろうか。
にくまん
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