今から考えると個性的な人だったが、当時は気付くすべもない。
未だに忘れられないやりとりがある。
あんたたちなんか産まなきゃよかった、ママの人生どうなるの、と、
涙を流した。
子供としては腹立ちを覚えたが、
女としては深く共感を覚えた。
母の葛藤はそれなりに深かったのだと思う。
友人ではなく、当の娘にクレームをつけるしかなかったところに、
言い様のない行き詰まり感を知る。
そして今なお独身の自分。
鏡を見ると、太りぎみなのも含め、面影に母がいる。
鏡の向こうの、はるかな時間を蒼く思う。
私の人生は、いったいどうなっていくのだろうか。
2 件のコメント:
いい加減にせえよ
ネガティブ過ぎるだろ
お母さん、「ありがとう」って言ってるよ、たぶん。厳しい世の中だけど、前向きに頑張ろうよ!おりんご!
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