2008年4月1日火曜日

【EVENT】「NYTWの創作環境」@芸能花伝舎 in 西新宿

http://www.alles.or.jp/~rinkogun/nytw.html


先日、「ニューヨーク・シアター・ワークショップの創作環境」というレクチャーに行って参りました。
NYTWとは、ミュージカル『RENT』をつくった劇団です。と聞くと、ふーんそうなのかと思いますね。
ここの、経営やら劇作方法やら、製作や広報活動についてのお話です。
よその台所事情を知りたくて、覗き見気分で西新宿へ。


NICKのPR姫、高田嬢に同行して頂きました。
おもろくなかったらどーしよーとドキドキしつつ。


会場の芸能花伝舎は、西新宿にある、元は小学校の建物にありました。
軽く迷って校舎の入口に辿り着くと、見覚えのある顔が。


あー誰だっけ。


コバケンでした。


その隣にバナナマンの日村。


思わず挨拶。


テレビで見慣れるって、こういうことかと思いました。
あまりに見慣れてるから、つい知り合いのようになってしまう。
こういうことなんですね、芸能人になるって。
みんなの、お隣さんになるという。
と、一視聴者としてとても納得。


クマモト出身の高田嬢は「トウキョーってこうなん?こうなん?」と興奮しておりました。
トウキョウ生まれヒップホップ育ちの私は、動揺を隠すのに手一杯でした。
シルバニアファミリー級コモノ。


レクチャーは、個人的には興味深いことがたくさん聞けてよかったです。
ただ少し気になったのは、アメリカでは、「演劇は死に体のメディアである」とされて150年ほどあるということ。
マイナーな娯楽or芸術とされてるんですね。
それにやっぱ、アメリカってまだ歴史浅いんだなーと。
(少し得意になる私。歌舞伎でさえ、メジャーなの数本しか見たことないくせに。)


日本には、演劇が伝統として根付いている、との話も出ました。
そうか、よそから見れば、やっぱ雅楽や能や歌舞伎の存在ってでかいんだなあと得心。

それと、やっぱりここでも、「食ってくのは大変」って話が出たとゆーこと。
どこでもそうなのねと、少し元気づけられました。
と、レゴ級コモノ。
はい、私、どこまでいってもコモノです。


しかしまあー
地球の、どこか違うところでも、
よい舞台をつくろうと四苦八苦している人たちがいるんだなあと思うと、
背筋が伸びると同時に、
負けてられないなあ、と、
単純な私は思うのでした。
もっともっとがんばらないと。
まだまだ甘い、甘い、甘い。
もっと何かできるはず。


と、
心から思えました。
なので、行ってよかったです。


広いですね、世の中。


広さに、少し安心。


にくごろまんじゅう

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