2008年1月18日金曜日

フラッシュバック・その1

なぜか変なことばかり思い出す。


昨年のこと。
電車に乗ろうと、地下鉄東西線のホームに立っていた。
電車が来た。
扉が空いた。
布団がたたまれてあった。

布団?

戸袋の脇の、あの混んでるときには特別なところ、あるじゃないですか。
扉入ってすぐのところ。
あの足元のところに、敷布団掛布団がたたまれてあったんです。
そしてその向こうには男子が一人。立つ。


私は布団に釘づけになりつつ椅子へ。
ふと見ると周りの人も布団にロッキング・オン。
そりゃそーだ、布団が地下鉄の床に直接たたまれて置いてあるエヅラは、一生に一度見るか見ないかのレア光景だ。


さすがに注目されていることに気づいているらしい男子は、真っ赤っ赤なほっぺをして、たまにずれる布団を直していました。


家出青年だろーか。


未だに不思議でなりません。

なぜあんなことになったのでしょうねえ。


リンゴほっぺの男子の無事を、ただただ祈るばかりです。

nick

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